機動戦士ガンダムSEED 第13話 宇宙に降る星
フレイの想い
大部隊の第8艦隊と合流した アークエンエジェルでしたが
数的には圧倒的不利なクルーゼ隊が なんと仕掛けてきます。
フレイは ロッカーに残されたキラの パイロットスーツを見て
悲しげにしていましたが、そこにキラが戻ってきます。
戻ってきたキラに、喜んでいる様子のフレイ。
フレイは 自分がガンダムに乗るつもりだった~と言い出します。
キラ
「ストライクには僕が乗る。フレイの分も戦うから」
「だから・・フレイの想いの分もさ・・・もう、逃げない。
決めたんだ。しょうがないよ。
この戦争を終わらせなきゃ・・僕達だってさ・・」
フレイ
「なら・・私の想いは・・貴方を守るわ」
キラの言葉に フレイは感激したのか キスしていました。
フレイには 婚約者?であるサイがいるんですが
にも関わらず この展開はビックリですね。
クルーゼ隊、猛攻
クルーゼは 数的に不利なものの 自信満々です。
クルーゼ
「戦艦とモビルアーマーでは、もはや我らに勝てぬと知っている。
良い将だよ。あれを造らせたのも、彼だということだしな」
「ならばせめて、この戦闘でその自説を、証明して差し上げよう」
そのクルーぜの言葉通り、
連合側は 戦闘開始から たった6分で 4艦も撃沈されます。
なお アスラン、ニコルは戦闘不能になった敵戦艦を見逃すも
クルーゼがそれを艦砲射撃で撃沈。
クルーゼ
「アスランとニコルは甘いな。人を残せば、そいつはまた新たな武器を手に、来るぞ!」
ハルバートン
「離脱中の艦を・・・・おのれクルーゼ!」
パツと見で、地球連合側が有利でも 4機のガンダムがある
クルーゼ側のが 逆に圧倒的有利ということらしいです・・。
MS、とりわけガンダムの優位性というものを 強烈に印象づけられるシーンでした。
なんかガンダムSEEDは アルテミスの時しかり、フレイ父が同行していた先遣隊しかり
そして今回の 友軍、第8艦隊しかり 希望が見えたところから
絶望に叩き落されるシーンが 多いように思いますね・・。
ハルバートンの決断
一方的な戦況に フラガは 自分も出撃することを主張。
マリューはそれを抑えて、第8艦隊に連絡を繋ぎます。
マリュー
「本艦は、艦隊を離脱し、直ちに、降下シークエンスに入りたいと思います。許可を!」
ハルバートン 「なんだと!?」
ホフマン 「自分達だけ逃げ出そうという気か!」
マリュー 「敵の狙いは本艦です!本艦が離れなければ、このまま艦隊は全滅です!」
情が強そうなタイプの マリューでしたが、
ここでは 客観的視点での冷静な 進言を行います。
先の 先遣隊を援護していた戦闘では、
援護を選択した結果共倒れしそうになったこともあったので、
今回は その時の苦い経験を生かしたように思いますね。
ハルバートン
「ぬぅ・・・。マリュー・ラミアス。ふん!相変わらず無茶な奴だな」
マリュー
「部下は、上官に習うものですから・・」
ハルバートン
「いいだろう。アークエンジェルは直ちに降下準備に入れ。
限界点まではきっちり送ってやる。送り狼は、1機も通さんぞ!」
戻ってきたキラ
戻ってきたキラが出撃用意をします。
ムウラは 戦力として彼が戻ってきたことの前に
これ以上戦争に関わることに対して、心配している様子でした。
ムウラ
「あんな若い頃から、戦場とか・・
戦争なんかに行かされちまうと・・あとの人生、きついぜ」
ムウラは キラに戦う事を促したことも 以前にありましたが
状況的にしょうがなかったとはいえ、それに対する
自責の念も 芽生えてきているのかもしれません。
ハルバートンは これより 地球に降下するアークエンジェルの
援護作戦に移行することを 艦隊に通達したうえで 士気を鼓舞します。
ハルバートン
「第8艦隊の意地に懸けて、1機たりとも
我らの後ろに敵を通すな!地球軍の底力を見せてやれ!」
もはや全滅が見えてきている状況で、
せめて意地は通し、アークエンジェルを降下させることで
一矢は報いてやろうという 悲壮な意思が感じられる内容でしたね・・。
クルーゼ
「アークエンジェルが動く!?チィ!ハルバートンめ!
第8艦隊を盾にしても、足つきを降ろすつもりか!」
「追い込め!降下する前に、なんとしても仕留めるんだ!」
ムウラとキラは 出撃を主張します。
キラいわく、ストライクは単体での降下も可能とのこと。
マリューは キラが戻ってきたこと自体に動揺していましたが
ナタルはキラの 大気圏突入を許可。
ナタル
「分かった!ただし、フェイズスリーまでに戻れ!
スペック上は大丈夫でも、やった人間は居ないんだ!
中がどうなるかは知らないぞ!高度とタイムは常に注意しろ!」
マリュー
「バジルール少尉!!」
ナタル
「ここで本艦が落ちたら!第8艦隊の犠牲の全てが無駄になります!」
ナタルの言葉に言い返すことのできないマリューでしたが
納得はできていないようで、ナタルの名前を呼んだ時は
相当 憤慨した声を出していました。
ここまで マリューが怒った事は 初めてだった気もしますね。
ハルバートン戦死
キラのストライク、ムウラのメビウス・ゼロが出撃。
キラを見つけた イザークのデュエルは 前の戦いでやられた復讐をしようと
しつこく攻撃を仕掛けて以下います。
ムウラは ディアッカのバスターと交戦。
そんな中、クルーゼ隊側の 艦艇ガモフが
第8艦隊の旗艦に 特攻を仕掛けます。
かろうじて、ハルバートンは 避難民シャトルを脱出させるも
結果として両艦艇が撃沈されます。
旗艦にいたハルバートンは戦死し、マリューは涙を見せながら敬礼。
ナタルも悲しそうな様子で 敬礼していました。
意見が分かれていたこともあり、厳しい言葉を
ハルバートンから言われていたナタルでしたが
軍人として尊敬はしていた事が伝わってきますね。
大気圏での悲劇
アークエンジェルは 大気圏降下に備えて
ジェルで防御壁を作ります。
各機が撤退していく中で、キラとイザークは まだ戦い続けており、キラが優勢です。
そのうち、ストライクとデュエルの間に
エルらの乗っている避難民シャトルが挟まれる構図に。
シャトルを 邪魔にするイザーク。
キラ 「あぁ!!止めろぉぉ!!それにはぁぁ!!」
イザーク 「逃げ出した腰抜け兵がぁぁ!!」
イザークは 逃げた兵が乗っていると思い込み、発砲してしまいます。
キラはストライクに駆け寄るも、イザークのビームは 避難民シャトルに命中し・・。
キラに 守ってくれたお礼だと言って、折り紙の花をくれた少女 エルが死亡。
ショックを受けたキラは そのまま大気圏に落下していきました。
キラにとって、エルは 守ることが出来たと思っていた人物だっただけに、
こんな形でのエル死亡は 心理的ダメージが計り知れないですね・・。
視聴者目線としても、今回 ハルバートンの戦死だけでも驚いたのですが
まさか エルまで死亡するとは思っておらず 見ていて さすがにショックを受けました。
SEEDのストーリーの キツさを甘くみていたなぁと つくずく思いましたね・・。
逆に 今後、こういった死亡演出があっても
まぁ、この作品はこうゆうものだしなぁ~ と割り切るしか 無いような気もしてきました。
むしろ、そうやって 割り切らないと 視聴するのもきつくなってきてしまうかな、と。
それくらいインパクトのあるシーンでした。
機動戦士ガンダムSEED 第12話 フレイの選択
ラクスが帰国
ラクスは アスランやクルーゼに見送られ、プラントに帰国する模様。
「何と戦わなければならぬのか、戦争は難しいですわね」
・・という意味深な言葉をのこしていきます。
見送った後、クルーゼがアスランに話しかけます。
クルーゼ 「何と戦わねば、か…。イザークのことは聞いたかな?」
うなずくアスラン。
クルーゼ 「ストライク…。討たねば次に討たれるのは君かもしれんぞ」
キラのストライクが急激に強くなっていることで、
アスランも 本気にならなければ 危なくなってきているのでしょうね。
このへんのクルーゼのセリフは、アスランのことを
考えて 素直に忠告しているというふうに見えましたね。
ナタルの葛藤
ここでアークエンジェルは、地球軍の艦隊と合流できたようです。
艦を降りられることを期待するカズイやミリア。
マリューとナタルは キラをどうするかについて話し合います。
ナタルは ストライクの性能と キラの力で ここまで来れた事を挙げ、
キラを艦から降ろすことに疑問を呈します。
マリュー 「貴方の言いたいことは分かるわ…ナタル。
でも、キラ君は軍の人間ではないわ 」
ナタル 「ですが、彼の力は貴重です!それをみすみす・・!」
マリュー 「力があろうと、私達には志願を強制することはできないでしょ?」
たしかに 一旦 友軍と合流できたとはいえ、
ストライクを動かせる人がいなくなるのは痛すぎますね。
なのでナタルの危惧は最もなのですが、
だからといって マリューの言うとおり 引き止める手も無い状況・・。
今までの キラの言動を見るに 彼が艦に残るとは
ちょっと 思えない状況ですし・・。
マリューの感謝
アークエンジェルのMS格納庫では キラが ムウラの乗機、
メビウスゼロの整備を手伝っています。
友軍と合流したといっても、ムウラとマードックは
まったく危機感を失っていないようです。
ストライクに関しては そのままということで
キラは心配しているようですが、ムウラ側も
わざわざシステムを戻して、性能を下げる事も・・と悩んでいる様子。
そこに、マリューが現れて キラに今までのお礼を言います。
マリュー
「貴方には本当に大変な思いをさせて、ほんと、ここまでありがとう」
「いろいろ無理言って、頑張ってもらって…感謝してるわ。
「口には出さないかもしれないけど、みんな貴方には感謝してるのよ?
「こんな状況だから、地球に降りても大変かと思うけど…頑張って!」
マリューは やはり 軍の事情よりも 民間人としての自由を考えて
キラを引き止めることは 出来なかったですね。
それどころか、キラを快く送り出すような言葉も掛けており
ここらへんは マリューの人柄が表れていますね。
第8艦隊の司令官、ハルバートンと マリュー、ムウラ、ナタル
学生クルー達らと 会話する場面もありました。
ハルバートン
「いやぁ、ヘリオポリス崩壊の知らせを受けた時は、
もう駄目かと思ったぞ。それがここで、君達と会えるとは・・」
「とんでもない状況の中、よく頑張ってくれたなぁ。私からも礼を言う」
(学生クルー達に対して)
「君達の御家族の消息も確認してきたぞ。皆さん、御無事だ!」
マリューとムウラに かなり丁重に接していたハルバートンでしたが
ナタルに対しては、華麗にスルーされている場面があり ちょっと面白かったです。
果たして偶然なのか、それとも 気が合わないとか・・?
いっぽうい、ザフト側 クルーゼ側は ハルバートンの指揮する第8艦隊は
かなりの大部隊なので手が出せないかと思いきや、なんと仕掛けるようです。
クルーゼ 「知将ハルバートン・・そろそろ退場してもらおうか・・」
一喝されるナタル
ハルバートン、ホフマン大佐、マリュー、ナタルなどが
面会し これまでの報告、今後の相談などを行います。
ホフマン
「しかしまぁ・・この艦一つとG1機のために、
ヘリオポリスを崩壊させ、アルテミスを壊滅させるとはなぁ・・」
ハルバートン
「だが、彼女らがストライクとこの艦だけでも守ったことは、
いずれ必ず、我ら地球軍の利となる。」
アークエンジェル側に 濡れ衣を着せようとするホフマンに対し
ハルバートンは かばってくれているようです。
そして、地球連合の上層部の考えている事など
気にすることはない~という意見を言うなど とても頼もしい様子ですね。
話は キラの扱いについての事に移っていきます。
ナタル
「彼の能力は、目を見張るものがあります。
Gの機密を知り尽くした彼を、このまま降ろしては・・」
ハルバートン
「ふん!既にザフトに4機渡っているのだ。今更機密もない」
ナタル
「し、しかし!彼の力は貴重です!
出来れば、このまま我が軍の力とすべきだと・・私は・・」
ナタル
「彼の両親はナチュラルで、ヘリオポリス崩壊後に脱出し、
今は地球に居ます。それを軍が保護すれば・・」
ハルバートン
「ふざけたことを言うな!そんな兵がなんの役に立つ!」
ナタル
「・・申し訳ありません!」
ナタルは キラを引き止めるために
キラの両親を保護し、取引材料にするつもりだったのでしょうか?
ハルバートンは そういう手法が嫌いなようで ナタルは一喝されてしまいました。
にしても マリューには 優しいけど、ナタルには厳しいですね、ハルバートン。
まぁ、考え方の違いによるものなのでしょうが・・。
あとは、アークエンジェルはこのままの人員編成のまま
本部アラスカに向かってもらわなければならない~
・・というショッキングな事も伝えられていました。
キラとハルバートン
学生クルー達が アークエンジェルから降りられるよう
手続きが進められていきます。
ただ、フレイだけは なんと軍に残ることを希望しているようです。
MS格納庫では キラがストライクを見上げていました。
そこにやってき話しかけるハルバートン。
ハルバートン
「ここまで、アークエンジェルとストライクを守ってもらって感謝している。
良い時代が来るまで、死ぬなよ」
軍に残るか 迷っているそぶりを見せるキラ。
ハルバートン
「君が何を悩むのかは分かる。確かに魅力だ・・君の力は。・・軍にはな」
「だが、君が居れば勝てるということでもない。戦争はな、うぬぼれるな!」
キラ
「でも・・出来るだけの力があるなら、出来ることをしろと・・!」
かって、ムウラに言われた言葉ですね。
あの言葉で、キラは戦わなきゃいけない~と 自分に言い聞かせて来たのでしょうか?
ハルバートン
「その意志があるならだ。意志のない者に、何もやり抜くことは出来んよ!」
この会話を終えたキラは 何かを気づかされたような表情をします。
残るかどうかの決断ができたのでしょうか?
ハルバートンについては、意思の無いものに、
たとえ 強制させたとしても やり抜くことは到底できない~
・・そういう考え方を持っていたから
その場しのぎでも キラが戦う理由を作る・・というナタルの提案を却下したんですね
うぬぼれるな~のくだりは 1stガンダムのウッディ大尉を彷彿とさせました。
キラが軍に残る事は 戦争の勝敗を決める決定打にはならないのだから
責任を感じて 残る必要は無い~という事だと思うので
厳しい言葉だったけども、優しさが感じられる一言でしたね。
フレイの訴え
フレイは ナタルらに、軍に残りたいと涙ながらに訴えていました。
その内容としては
本当の平和が 本当の安全が 戦うことによってしか
守れないなら、私も父の意思をついで戦いたい~
・・と、一見 とくに疑問を抱かせないような理由ではありましたが
最近 フレイが一人で呟いている 不穏な内容を考えると
それだけではなない?とも思ってしまいます。
この時の やりとりを見ていたサイ、ミリア、トール、カズイらは
フレイの発言に触発されたのか みな残ることを選択します。
サイ フレイの言ったことは、俺も感じてたことだ。
それに・・彼女だけおいていくなんて、出来ないしさ・・」
トール 「アークエンジェル…人手不足だしな。
この後落とされちゃったら、なんか・・やっぱやだしよ」
ミリアリア 「トールが残るんなら・・私も・・。」
カズイ 「みんな残るってのに・・俺だけじゃな・・」
フレイの選択に、ほかの学生クルー達も みな引っ張られた感じでしたね~。
カズイについては もろに周りに流されてしまっています。
折り紙の花
キラはアークエンジェルを降りようと、シャトルに乗ろうと 人の列にならびます。
その途中 エルという少女から、今まで守ってくれたお礼として
折り紙で作った花を渡されます。
嬉しそうにするキラに、トールが除隊許可証を持ってきます。
仲間たちが残ると聞かされ、衝撃を受けた様子のキラ。
しかもこのタイミングで 戦闘配備が伝えられ、
ゆっくり別れを惜しむこともできなくなりました。
トール 「これも運命だ。じゃあな・・お前は無事に地球に降りろ」
サイ 「生きてろよ!」
カズイ 「何かあっても、ザフトには、入んないでくれよな」
思い返してみると、良い仲間たちだった気がしますね~。
あと、何気に 人間くさいカズイの 一言も好きです。
せめて敵にはならないでね、という。
キラは息遣いを荒くしながら、除隊許可証と
エルにもらった折り紙の花を見て 悩みます。
マリューやムウラの言葉も思い浮かべているようです。
しかし、結局 除隊許可証を をクシャツとして、
折り紙の花だけ持って 戻っていきます。
キラにとって、戦う理由は 力を持っているが故の責任 と
仲間がいるアークエンジェルを守りたいというものでした。
ハルバートンの言葉によって 前者の理由からは 開放されても
後者の 仲間を守りたいという部分は
フレイの選択に影響され、友人ら全員が残ったことにより
据え置かれてしまう形になりましからね・・。
ザフト側からは アスランのイージスが出撃し
イザークは怪我を押して出撃するようです。
次回は戦闘中心の回になりそうですね。
機動戦士ガンダムSEED 第11話 目覚める刃
擬似軍事法廷
前回は、無断出撃したキラが 人質となっていたラクスを
ザフトに返還するところまでの話でした。
結果オーライとは なった出来事でしたが
アークエンジェルの一室にて キラが艦内裁判?に掛けられています。
ナタルが検察官役、ムウラが弁護士役、マリューが裁判長役のようです。
ナタルと ムウラがしばらく論戦を交わしたあと、マリューがキラに質問。
マリュー 「何故あのような勝手なことを?」
キラ 「・・人質にするために助けたわけじゃありませんから・・」
ムウラ 「そうだよなぁ。するなら彼女だよなぁ」
ムウラは 相変わらずの軽いノリで キラを茶化しています。
ほんとに 良い、ムードメーカーですね~。
マリュー
「キラ・ヤマトの行動は、軍法第3条B項に違反、第10条F項に違反、
第13条3項に抵触するものであり、当法廷は同人を銃殺刑とします」
まさかの銃殺という宣告に、キラは衝撃を受けます。
マリュー
「・・しかし、これはあくまで軍事法廷でのことであり、
同法廷は、民間人を裁く権限を持ち得ません。
キラ・ヤマトには今後、熟慮した行動を求めるものとし、これにて本法廷を閉廷します」
状況が良くわからない様子のキラに ムウラは、
「要するに、もう勝手なことはするな、ってことさ」 と告げます。
キラへ注意を促すため、本来ならこうなるんだよ?
という事を知らせるための 擬似法廷という場面でしたが
マリューがマジ顔で 銃殺刑~と宣告する所は 見ている側としても かなり怖かったですね。
なお 命令違反について、マリューとムウラは わりと寛容そうでしたが、
ナタルだけ これでは甘い・・ と、不満に思っているような
表情をしていたので 見解がかなり違うようですね。
まぁ、考えてみれば キラに重罪を科して パイロットでなくなった場合
アークエンジェルの戦力的に 非常に問題があるので
現実的には 厳重注意ぐらいが せいぜいなのかもしれません。
怒られてしまったサイ達
茶番法廷を終えて、サイ・ミリア達と対面するキラ。
サイらは、罰則としてトイレ掃除一週間となっているようです。
ミリアリア
「私達、マードック軍曹に凄く怒られたの。お前達は危険て言葉すら知っちゃいねぇのかぁ!って」
謝罪して手伝いを申し出るキラに、いや大丈夫~とサイ。
サイ
「カズイがさぁ。お前とあの女の子の話聞いたって」
「あのイージスに乗ってんの、友達なんだってな」
「正直言うと、少し心配だったんだ」
「でもよかった。お前、ちゃんと帰ってきたもんな!」
そういった会話をして サイとミリアらは掃除作業に戻ります。
ミリアの去り際、ウィンクをしていったのが 可愛かったですね。
そして、この時の会話をフレイも 物陰から聞いていて 驚いたような表情でした。
非常に不安定になっているフレイですが、この会話を聞いたことで
いったいどういう心境の変化があったのか、気になるところです。
アスランとラクス
クルーゼ隊側では・・
時間の関係で作戦遂行に 難色を示すニコルに
イザークは 臆病者~などと辛らつな言葉を投げかけます。
あいかわらず、なんだかギスギスとしていますね。
アスランとラクスの会話シーンもありました。
固い感じの様子だけども、ともかくはラクスのことを気遣うアスラン。
ラクス 「私は元気ですわ。あちらの船でも、貴方のお友達が良くしてくださいましたし」
キラ様はとても優しい方ですのね。そして、とても強い方」
・・と、ラクスがキラの事を口に出すと
アスランは 口調を荒げます。
アスラン
「あいつはバカです!軍人じゃないって言ってたくせに・・まだあんなものに・・」
あいつは利用されてるだけなんだ!友達とかなんとか・・
あいつの両親は、ナチュラルだから・・だから・・」
ラクス 「貴方と戦いたくないと、おしゃっていましたわ」
アスラン 「僕だってそうです!誰があいつと…」
(中略)
ラクス 「辛そうなお顔ばかりですのね。この頃の貴方は・・」
アスラン 「ニコニコ笑って戦争は出来ませんよ」 (暗い表情で)
キラへの不満、心配する気持ちを 吐露するアスラン。
途中、ラクスは アスランを なだめようと、顔を触ろうとしますが
アスランは そこから顔を背ける場面もありました。
せっかくの婚約者同士の時間でしたが、多少すれちがい気味・・?
なんか、いまのアスランは、キラのことで とにかく余裕が無いという印象でしたね。
ただ、アスランとキラ どちらも辛い状況ではあるのでしょうが
アスランとキラの ラクスへの対応が けっこう対照的だったような気はしますね。
ラクスの前でも キラの事で悩んでいるためか そっちに気をとられている感じのアスラン。
それに対し、アスランやフレイとのことで、追い詰められながらも
ラクスの いたわりの言葉を素直に受け止めていた印象のキラ。
まぁ、一言でいうなら アスランはとにかく不器用 すぎるということでしょうか・・?
キラとフレイが今度こそ和解?
アークエンエンジェルのブリッジ内。
マリューがナタルに対して 少し睨むシーンがありました。
クルーゼ隊だけじゃなくて、こっちでもギスギス・・?
いっぽう、友軍艦隊との合流が近づいてるようで
カズイは 軍を抜けられる期待をしているようです。
・・と同時に キラのことも心配はしている模様。
カズイ
「キラはどうなるんだろう?降りられんのかな?あれだけいろんなことやっちゃってさ。」
フレイがキラに謝罪する場面もありました。
フレイ
「あの時は私・・パニックになっちゃって。
凄い酷いこと言っちゃった…本当にごめんなさい」
「貴方は一生懸命戦って、私達を守ってくれたのに・・私・・」
「私にもちゃんと分かってるの!貴方は頑張ってくれてるって・・なのに・・」
キラ 「あぁ・・ありがとう・・フレイ・・僕の方こそ、お父さん守れなくて・・」
フレイ 「戦争って嫌よね・・・早く終わればいいのに」 サイ「・・?」
一見すると、これで本当に 二人が和解できたようにも見えましたが
前回の最後に フレイがつぶやいていた 「このままには・・しないわ」
という言葉が なんか引っかかってしまうところですね。
サイも なんらかの違和感を感じ取っていたみたいですが。
フレイの異変
ブリッツ、バスター、デュエルの3機が
接近してきたことにより 戦闘配備がされます。
アークエンエジェルでは 小さな女の子、エルが戦闘開始を伝えます。
エル 「戦争よーっ また戦争よーっ!」
ここでキラとぶつかってしまい、心配するキラ。フレイもやってきます。
フレイ 「ごめんね、お兄ちゃん急いでたから・・」
「また戦争だけど、大丈夫。このお兄ちゃんが戦って、守ってくれるからね」
エル 「ほんと?」 フレイ 「うん。悪い奴はみ~んなやっつけてくれるから。」
・・とここまでは いいお姉さん的なやりとりでしたが・・
フレイ 「そうよ・・みーんなやっつけてもらわなくっちゃ・・」
・・とつぶやいて 握っていたエルの手を強く握ります。
驚いて 逃げていくエル。
明らかにフレイの異変が見てとれるシーンでしたね。
いまのところ分かるのは ザフト側への憎しみ、でしょうか。
ただ、それだけではなく 何かを考えているという雰囲気はありますね。
互角の戦い
戦闘が開始され、エールストライクガンダム、メビウスゼロが出撃。
しかし、いきなり いきなりアークエンジェルが被弾。
ザフト側は 機体で 戦艦の射線を隠すという高等テクニックを使った模様。
ニコルのブリッツガンダムは ミラージュコロイド(透明化)し
アークエンジェルを翻弄しようとするも ナタルが見事な対応を見せ、切り抜けます。
ニコル 「元々そちらの物でしたっけねぇ。弱点もよく御存知だ!」
キラのストライクと デュエルのイザークが、
ムウラと ディアッカのバスターが交戦という状況。
この2グループは ほぼ互角な状況ですね。
ただ、メビウスゼロは バスターガンダムに対しては少し火力不足気味でしょうか・・?
キラ覚醒
アークエンジェルは 敵の攻撃をかなり回避はしていましたが
だんだん被弾がかさんでいき、ダメージが蓄積。
そして、とうとうブリッツに取り付かれてしまい、攻撃を受け続ける事になります。
その事を伝えられたキラは フレイの父、ジョージの艦が爆発したシーンや
さきほどの フレイ、エルとのやりとりを思い出します。
(キラの回想)
フレイ 「また戦争だけど大丈夫。このお兄ちゃんが戦って、守ってくれるからね。」
エル 「ほんと?」
ここ種が割れるような演出が入り、キラが初覚醒!
キラ 「アークエンジュエルは、沈めさせやしない!」
そこからは キラのストライクが いきなり動きが素早くなり、
ニコル、イザーク を圧倒し、アークエンジェルを危機から救います。
今までのキラの戦いというと、健闘はしていても
なんとか耐え忍ぶシーンが多く スカッとするような強さを
見せてくれたのは 今回が初だった気がしましたね。
覚醒演出、そしてその後の 戦闘シーンは、BGMも相まって とても良かったです。
あまりの強さに ニコルやイザークがちょっと気の毒になってしまうほどでした。
イザークに関しては 顔に傷も負ってしまったようですが
コクピットが大爆発しなかっただけ、まだ運が良かったのかもしれませんね・・。
ザフト撤退後、大活躍のキラを ねぎらうムウラですが
なんらかのキラの 変化があることを感じ取ったようです。
最後は アークエンジェル内 にて
フレイがまた不穏な事を呟いていました。
いったい、どうしてしまったのでしょうか。
機動戦士ガンダムSEED 第10話 分かたれた道
.
人質作戦の余波
前回の最後で、フレイの父が乗ってきた先遣隊が全滅し
進退極まったアークエンジェルは 保護していたラクスを利用し、人質作戦に出ました。
アスラン
「救助した民間人を人質にとる・・ そんな卑怯者と戦うのがお前の正義か!?」
「彼女は助け出す。必ずな!」
ザフト側を撤退させるも、今回の出来事は アスランに強い怒りを残したようですね。
アークエンジェル側は・・ 前回の最後、ナタルの人質作戦により
マリューとナタルの関係がかなりギクシャクとしてしまいました。
マリューは憤りを引きずっているようですが
ナタルはあくまで冷静でいるようです。
帰還したキラは 人質作戦が行われたことについて
ムウラを問い詰めます。
キラ
「どういうことですか!? あの子を人質にとって、脅して!
そうやって逃げるのが 地球軍ていう軍隊なんですか!」
ムウラは珍しく 厳しい目つきでキラを見て、
「そういう情けねぇことしか出来ねぇのは、俺達が弱いからだろ?
俺にもお前にも、艦長や副長を非難する権利はねぇよ・・」
何も言い返せないキラ。
弱者は、弱者なりの戦い方をするしかないと ムウラは言ってるんですね。
その中で、苦渋の決断を 艦長や副長が迫られたという現実。
ただ、キラも なしくずし的にガンダムに乗る流れにされたりと
納得いかない面が大いにある中で それでもアスランのイージスをかなり抑えていただけに
あれで 弱さを指摘されるのは 酷かなとも思いました。
そういう個人の事情があるにせよ、現実として アークエンジェルを守れる力が
今の ムウラやキラには無かったという事や、
割と早々に撤退することになった自らへの自重も含んで
ムウラは 少しきびしめの言葉を使ったのでしょうね・・。
フレイの怒り
ショックで寝込んでいたフレイは目覚めるも 錯乱した状態。
大丈夫という言葉を掛けた、キラに対し 嘘つきだと責めます。
「大丈夫って言ったじゃない!僕達も行くから大丈夫だって!」
「なんでパパの船を守ってくれなかったの!?」
ミリアがキラも必死だったと、仲に入ろうとしますが
フレイは更に追い討ちをかける一言。
「あんた、自分もコーディネイターだからって 本気で戦ってないんでしょう!!」
すこし前に、トラブルがあり 一応の和解をしていたキラとフレイでしたが
フレイのコーディネイターに対する考えは変わっていないため
それが 最悪の形で再燃してしまいましたね。
フレイも父を亡くした直後だけに、この場面はどっちも辛いとしか言えませんね・・。
キラとラクス
フレイの言葉に 打ちひしがれたキラは
一人で、悲痛な声で泣きます。
しかし、そこにラクスがやってきて 悲しんでいるキラを心配します。
なぜここにいるのかというと、ハロが部屋のカギを開けて出てしまうから、とのこと。
ハロは何げに高性能なんですかね・・?
そこから キラはラクスに 悩みを打ち明けます。
本当は戦いたくないこと、アスランとも友達だから、ということ。
ラクスにとってはアスランは 婚約者であり、そこから話が広がっていきます。
ラクス
「優しいんですけども、とても無口な人。」 (アスランが)
「でも、このハロをくださいましたの!」
「私がとても気に入りましたと申し上げましたら、その次もまたハロを。」
別に今までのアスランを見るに無口ということは無かったんですが
ラクスにどう接したらいいのか、わからないということでしょうか。
それで、ハロが喜ばれたから それをずっと贈り続けると・・。
アスランは相当、不器用な人物なのかもしれません。
にしても、ハロがどんどん増えていくループに入ると
ハロ達は 動き回ったり、しゃべったりするので
段々大変なことになってきてそうです。
イメージ シーンも流れましたが これはちょっと笑えてきますね。
キラ 「・・そっかぁ、相変わらずなんだな、アスラン。
僕のトリィも彼が作ってくれたものなんです」
キラとラクスは アスランという共通する親しい人物の存在もあり
いい雰囲気での会話シーンとなっていましたね。
疑心暗鬼のカズイ
キラとラクスの会話を 学生クルーの一人、カズィが聞いていたようです。
学生クルー達がいる部屋に 戻ってくるカズイ。
学生クルー達は フレイの言っていた
キラはコーディネイターだから本気で戦っていない~
・・という言葉に否定的ではあったようですが、
カズイ
「・・でも、ほんとにそうかな・・・」
「取られちゃった、あのモビルスーツ・・
イージスってのに乗ってんの、キラの昔の友達らしいよ。
「さっき、あのコーディネイターの女の子と
話してるの聞いたんだ。仲の良かった奴だって」
カズイの話に かなり驚いた様子の学生クルー達。
このままでは なんか疑心暗鬼が
全体に広がっていきそうな 雰囲気もありましたね。
そりゃあ 親友を、100% 敵としてみれるかというと 難しいでしょうが
キラが アークエンジェルを守ろうとして 命がけだったのは
視聴者側としては 見てて分かっていますから、やるせないところです・・。
キラの決意
自室にて、ラクスとの話を思い出していたキラは
やはり現在の人質作戦は 間違っている!と思ったのか、
夜にラクスの部屋へやってきて、連れ出そうとします。
ラクスを ザフト側に連れて行こうとしているようですが
すぐに友達らに見つかってしまいます。
キラ 「黙って行かせてくれ。サイ達を巻き込みたくない。
・・僕は嫌なんだ!こんなの!
サイ 「まぁ・・女の子を人質に取るなんて、本来、悪役のやるこったしな。」
なんと、サイ達は 止めるどころか逆に協力してくれるようです。
その後の ラクス着替えシーンでは 予想外のセクシーショットもありました。
ストライクに乗り込んだキラとラクスを 見送るサイ達。
サイ 「お前はちゃんと帰ってくるよな!?俺達んところに!
キラ 「・・必ずね。・・約束する」
キラ 「ハッチ開放します。退避して下さい!」
サイ 「きっとだぞ!キラ!俺はお前を信じてる!」
カズイの言葉で おそらく少しは サイ達など ほかの学生クルーらにも
疑心暗鬼的な感情が生まれても しょうがなかったと思うのですが
自分達がリスクを背負ってまでも キラに協力し
快く送り出してくれるのは やはりキラを信じているからこその行動という感じがしますね。
サイ側のリスクという点については、単に脱走に協力した事への罰もあるでしょうが
ここで、キラが戻らず ザフトにストライクが渡ったら
アークエンジェル側としては 戦力の大半を失ってしまうんですよね。
つまり クルー達の命にも直結する問題なので そのサイ達の事情を考えたら
この場面、よくキラを信じて、送り出せたな~・・という気持ちになりますね。
ブリッジでも ようやく異変に気づきましたが・・
マリュー 「どうしたの?」 ナタル 「ストライク!何をしている!?キラ・ヤマト!」
ムウラ 「ボウズが嬢ちゃんを連れ出したんだよ!・・駄目だ!もうエアロック開けられちまった」
時すでに遅く キラは出発します。
キラ 「行きます。掴まってて下さい」
ハロ 「オマエモナー」
ザフト側の動き
ザフト側の描写としては、今回 あまりありませんでした。
ラクスがアークエンエjルにいるので 手出しが出来ない・・という話と
クルーゼがシャワーをあびた後のシーンにて
なにか 自分の手を見ているシーンがあり、 そこは ちょっと意味深に思えましたね。
結局、クルーゼ隊側としては ラクスが人質にとられ
手をこまねいているうちに アークエンジェルを無断出撃したキラからの連絡が入ります。
キラ
「こちら地球連合軍、アークエンジェル所属のモビルスーツ、ストライク!」
「ラクス・クラインを同行、引き渡す!」
「ただし!ナスカ級は艦を停止!」
「イージスのパイロットが、単独で来ることが条件だ。」
「この条件が破られた場合、彼女の命は・・保証しない・・」
キラからの通信に対し、クルーゼはその条件を承諾します。
クルーゼ
「チャンスであることも確かさ。…ふふ…向こうのパイロットもまだ幼いようだな」
「艦を停め、私のシグーを用意しろ!アデス」
アークエンジェル側の動き
クルーゼ艦の動きに反応し、チャンスと見たナタル。
ナタル 「艦長!あれが勝手に言ってることです!攻撃を!」
ムウラ 「んなことしたらっ!今度はストライクがこっちを撃ってくるぜ?」
ナタル 「うっ・・」 ムウラ 「多分な」
この状況だと、キラは確かに やりかねない感じもしますね。
もはや無断出撃という一線を超えているので、
致命傷に至らないぐらいの 攻撃はしてくる気もします・。
にしても、ムウラとマリューは なんだか息が合っている様子ですね。
とうか、ナタルが浮いてしまっているだけのかもしれませんが。
決別
アスランのイージスと接触したキラ。
ラクス
「いろいろとありがとう。キラ」
アスラン
「キラ!お前も一緒に来い!」
「お前が地球軍に居る理由がどこにある!?」
キラ 「僕だって・・君となんて戦いたくない・・」
「でも・・あの船には守りたい人達が・・友達が居るんだ!」
アスラン 「くっ・・ ・・・ならば仕方ない・・・次に戦うときは・・俺がお前を討つ!」
キラ 「・・僕もだ・・・」
コーディネイターだから裏切りものとして見られ、命がけで戦っても
本気だとは見られない、数々の悔しい思いをしてきたキラですが
それでも、守りたい友達が居るんだ~というのは グッと来ましたね・・。
普通そんなことがあれば じゃあ親友のいるザフトへ・・と思っても
全然不思議じゃないところですからね。
サイが信じてキラを 送り出してくれたのも
あったのかもしれませんが・・。
やはりアスラン相手だから 鬼になりきれないところはあっても
仲間を守りたい気持ちは本当だという事が証明されたシーンでもありました。
なお、このシーンのキラは 節々で少し寂しそうに見えましたね。
辛い状況の中で 心を和らげてくれていたラクスとの別れということで
無理もないように思えました。
ラクスの停戦要請
ここで、機を見計らっていたクルーゼが仕掛けてきます。
ムウラも やはりこうなったか!という事で、即座に対応。
戦闘が始まると思ったその瞬間、
ラクス
「止めて下さい。追悼慰霊団代表の私の居る場所を、戦場にするおつもりですか?」
「そんなことは許しません!すぐに戦闘行動を中止して下さい!」
ラクスが毅然とした口調で 戦闘停止を要請します。
クルーゼ
「ちっ、困ったお嬢様だ!・・・了解しました。ラクス・クライン」
ハロ みとめたくない!みとめたくなーい!
ムウラ 「とんでもねぇお姫様だったなぁ・ ・・・あ?・・どうした?」
キラ 「いえ・・なんでもありません・・」
この場面で キラは静かに泣いていました。
自分を理解してくれたラクス、親友のアスラン、
その、2人の人物と 敵味方として 完全に分かたれてしまった事への
悲しさだったのでしょうか・・?
なお、フレイは 「・・このままには・・しないわ・・」
と、意味ありげなことを つぶやきます。
人質作戦の余波
前回の最後で、フレイの父が乗ってきた先遣隊が全滅し
進退極まったアークエンジェルは 保護していたラクスを利用し、人質作戦に出ました。
アスラン
「救助した民間人を人質にとる・・ そんな卑怯者と戦うのがお前の正義か!?」
「彼女は助け出す。必ずな!」
ザフト側を撤退させるも、今回の出来事は アスランに強い怒りを残したようですね。
アークエンジェル側は・・ 前回の最後、ナタルの人質作戦により
マリューとナタルの関係がかなりギクシャクとしてしまいました。
マリューは憤りを引きずっているようですが
ナタルはあくまで冷静でいるようです。
帰還したキラは 人質作戦が行われたことについて
ムウラを問い詰めます。
キラ
「どういうことですか!? あの子を人質にとって、脅して!
そうやって逃げるのが 地球軍ていう軍隊なんですか!」
ムウラは珍しく 厳しい目つきでキラを見て、
「そういう情けねぇことしか出来ねぇのは、俺達が弱いからだろ?
俺にもお前にも、艦長や副長を非難する権利はねぇよ・・」
何も言い返せないキラ。
弱者は、弱者なりの戦い方をするしかないと ムウラは言ってるんですね。
その中で、苦渋の決断を 艦長や副長が迫られたという現実。
ただ、キラも なしくずし的にガンダムに乗る流れにされたりと
納得いかない面が大いにある中で それでもアスランのイージスをかなり抑えていただけに
あれで 弱さを指摘されるのは 酷かなとも思いました。
そういう個人の事情があるにせよ、現実として アークエンジェルを守れる力が
今の ムウラやキラには無かったという事や、
割と早々に撤退することになった自らへの自重も含んで
ムウラは 少しきびしめの言葉を使ったのでしょうね・・。
フレイの怒り
ショックで寝込んでいたフレイは目覚めるも 錯乱した状態。
大丈夫という言葉を掛けた、キラに対し 嘘つきだと責めます。
「大丈夫って言ったじゃない!僕達も行くから大丈夫だって!」
「なんでパパの船を守ってくれなかったの!?」
ミリアがキラも必死だったと、仲に入ろうとしますが
フレイは更に追い討ちをかける一言。
「あんた、自分もコーディネイターだからって 本気で戦ってないんでしょう!!」
すこし前に、トラブルがあり 一応の和解をしていたキラとフレイでしたが
フレイのコーディネイターに対する考えは変わっていないため
それが 最悪の形で再燃してしまいましたね。
フレイも父を亡くした直後だけに、この場面はどっちも辛いとしか言えませんね・・。
キラとラクス
フレイの言葉に 打ちひしがれたキラは
一人で、悲痛な声で泣きます。
しかし、そこにラクスがやってきて 悲しんでいるキラを心配します。
なぜここにいるのかというと、ハロが部屋のカギを開けて出てしまうから、とのこと。
ハロは何げに高性能なんですかね・・?
そこから キラはラクスに 悩みを打ち明けます。
本当は戦いたくないこと、アスランとも友達だから、ということ。
ラクスにとってはアスランは 婚約者であり、そこから話が広がっていきます。
ラクス
「優しいんですけども、とても無口な人。」 (アスランが)
「でも、このハロをくださいましたの!」
「私がとても気に入りましたと申し上げましたら、その次もまたハロを。」
別に今までのアスランを見るに無口ということは無かったんですが
ラクスにどう接したらいいのか、わからないということでしょうか。
それで、ハロが喜ばれたから それをずっと贈り続けると・・。
アスランは相当、不器用な人物なのかもしれません。
にしても、ハロがどんどん増えていくループに入ると
ハロ達は 動き回ったり、しゃべったりするので
段々大変なことになってきてそうです。
イメージ シーンも流れましたが これはちょっと笑えてきますね。
キラ 「・・そっかぁ、相変わらずなんだな、アスラン。
僕のトリィも彼が作ってくれたものなんです」
キラとラクスは アスランという共通する親しい人物の存在もあり
いい雰囲気での会話シーンとなっていましたね。
疑心暗鬼のカズイ
キラとラクスの会話を 学生クルーの一人、カズィが聞いていたようです。
学生クルー達がいる部屋に 戻ってくるカズイ。
学生クルー達は フレイの言っていた
キラはコーディネイターだから本気で戦っていない~
・・という言葉に否定的ではあったようですが、
カズイ
「・・でも、ほんとにそうかな・・・」
「取られちゃった、あのモビルスーツ・・
イージスってのに乗ってんの、キラの昔の友達らしいよ。
「さっき、あのコーディネイターの女の子と
話してるの聞いたんだ。仲の良かった奴だって」
カズイの話に かなり驚いた様子の学生クルー達。
このままでは なんか疑心暗鬼が
全体に広がっていきそうな 雰囲気もありましたね。
そりゃあ 親友を、100% 敵としてみれるかというと 難しいでしょうが
キラが アークエンジェルを守ろうとして 命がけだったのは
視聴者側としては 見てて分かっていますから、やるせないところです・・。
キラの決意
自室にて、ラクスとの話を思い出していたキラは
やはり現在の人質作戦は 間違っている!と思ったのか、
夜にラクスの部屋へやってきて、連れ出そうとします。
ラクスを ザフト側に連れて行こうとしているようですが
すぐに友達らに見つかってしまいます。
キラ 「黙って行かせてくれ。サイ達を巻き込みたくない。
・・僕は嫌なんだ!こんなの!
サイ 「まぁ・・女の子を人質に取るなんて、本来、悪役のやるこったしな。」
なんと、サイ達は 止めるどころか逆に協力してくれるようです。
その後の ラクス着替えシーンでは 予想外のセクシーショットもありました。
ストライクに乗り込んだキラとラクスを 見送るサイ達。
サイ 「お前はちゃんと帰ってくるよな!?俺達んところに!
キラ 「・・必ずね。・・約束する」
キラ 「ハッチ開放します。退避して下さい!」
サイ 「きっとだぞ!キラ!俺はお前を信じてる!」
カズイの言葉で おそらく少しは サイ達など ほかの学生クルーらにも
疑心暗鬼的な感情が生まれても しょうがなかったと思うのですが
自分達がリスクを背負ってまでも キラに協力し
快く送り出してくれるのは やはりキラを信じているからこその行動という感じがしますね。
サイ側のリスクという点については、単に脱走に協力した事への罰もあるでしょうが
ここで、キラが戻らず ザフトにストライクが渡ったら
アークエンジェル側としては 戦力の大半を失ってしまうんですよね。
つまり クルー達の命にも直結する問題なので そのサイ達の事情を考えたら
この場面、よくキラを信じて、送り出せたな~・・という気持ちになりますね。
ブリッジでも ようやく異変に気づきましたが・・
マリュー 「どうしたの?」 ナタル 「ストライク!何をしている!?キラ・ヤマト!」
ムウラ 「ボウズが嬢ちゃんを連れ出したんだよ!・・駄目だ!もうエアロック開けられちまった」
時すでに遅く キラは出発します。
キラ 「行きます。掴まってて下さい」
ハロ 「オマエモナー」
ザフト側の動き
ザフト側の描写としては、今回 あまりありませんでした。
ラクスがアークエンエjルにいるので 手出しが出来ない・・という話と
クルーゼがシャワーをあびた後のシーンにて
なにか 自分の手を見ているシーンがあり、 そこは ちょっと意味深に思えましたね。
結局、クルーゼ隊側としては ラクスが人質にとられ
手をこまねいているうちに アークエンジェルを無断出撃したキラからの連絡が入ります。
キラ
「こちら地球連合軍、アークエンジェル所属のモビルスーツ、ストライク!」
「ラクス・クラインを同行、引き渡す!」
「ただし!ナスカ級は艦を停止!」
「イージスのパイロットが、単独で来ることが条件だ。」
「この条件が破られた場合、彼女の命は・・保証しない・・」
キラからの通信に対し、クルーゼはその条件を承諾します。
クルーゼ
「チャンスであることも確かさ。…ふふ…向こうのパイロットもまだ幼いようだな」
「艦を停め、私のシグーを用意しろ!アデス」
アークエンジェル側の動き
クルーゼ艦の動きに反応し、チャンスと見たナタル。
ナタル 「艦長!あれが勝手に言ってることです!攻撃を!」
ムウラ 「んなことしたらっ!今度はストライクがこっちを撃ってくるぜ?」
ナタル 「うっ・・」 ムウラ 「多分な」
この状況だと、キラは確かに やりかねない感じもしますね。
もはや無断出撃という一線を超えているので、
致命傷に至らないぐらいの 攻撃はしてくる気もします・。
にしても、ムウラとマリューは なんだか息が合っている様子ですね。
とうか、ナタルが浮いてしまっているだけのかもしれませんが。
決別
アスランのイージスと接触したキラ。
ラクス
「いろいろとありがとう。キラ」
アスラン
「キラ!お前も一緒に来い!」
「お前が地球軍に居る理由がどこにある!?」
キラ 「僕だって・・君となんて戦いたくない・・」
「でも・・あの船には守りたい人達が・・友達が居るんだ!」
アスラン 「くっ・・ ・・・ならば仕方ない・・・次に戦うときは・・俺がお前を討つ!」
キラ 「・・僕もだ・・・」
コーディネイターだから裏切りものとして見られ、命がけで戦っても
本気だとは見られない、数々の悔しい思いをしてきたキラですが
それでも、守りたい友達が居るんだ~というのは グッと来ましたね・・。
普通そんなことがあれば じゃあ親友のいるザフトへ・・と思っても
全然不思議じゃないところですからね。
サイが信じてキラを 送り出してくれたのも
あったのかもしれませんが・・。
やはりアスラン相手だから 鬼になりきれないところはあっても
仲間を守りたい気持ちは本当だという事が証明されたシーンでもありました。
なお、このシーンのキラは 節々で少し寂しそうに見えましたね。
辛い状況の中で 心を和らげてくれていたラクスとの別れということで
無理もないように思えました。
ラクスの停戦要請
ここで、機を見計らっていたクルーゼが仕掛けてきます。
ムウラも やはりこうなったか!という事で、即座に対応。
戦闘が始まると思ったその瞬間、
ラクス
「止めて下さい。追悼慰霊団代表の私の居る場所を、戦場にするおつもりですか?」
「そんなことは許しません!すぐに戦闘行動を中止して下さい!」
ラクスが毅然とした口調で 戦闘停止を要請します。
クルーゼ
「ちっ、困ったお嬢様だ!・・・了解しました。ラクス・クライン」
ハロ みとめたくない!みとめたくなーい!
ムウラ 「とんでもねぇお姫様だったなぁ・ ・・・あ?・・どうした?」
キラ 「いえ・・なんでもありません・・」
この場面で キラは静かに泣いていました。
自分を理解してくれたラクス、親友のアスラン、
その、2人の人物と 敵味方として 完全に分かたれてしまった事への
悲しさだったのでしょうか・・?
なお、フレイは 「・・このままには・・しないわ・・」
と、意味ありげなことを つぶやきます。
機動戦士ガンダムSEED 第9話 消えていく光
.
楽観と緊張
友軍の先遣隊が近づいてきているということで、
楽観ムードが漂いつつあるアークエンジェル内。
フレイが下着姿で顔パックしていたり、ミリアのシャワーシーンなどもありました。
フレイについては 父親が事務次官で 先遣隊に乗船しているため
パックして 見た目に気を使っているようですね。
その中でキラは、ガンダム内で システムの調整。
整備員のマードックに茶化されたりもしてましたが
ガンダムを動かせるのは キラだけなので、何かあった時のために
油断は出来ないんだっていう 緊張感をキラは持ち続けてしましたね。
この場面は キラとフレイの対比が際立っていた気がします。
ここでラクスの歌が挿入され アークエンジェル艦内の様子が流れます。
ムウラが仮眠しているシーンなどがありました。
先遣隊の危機
ここで友軍の艦艇が クルーゼに発見されてしまいます。
ラクス捜索をあとまわしにして、仕掛けるというクルーゼ。不満げなアスラン。
先遣隊の艦長は アークエンジェルへ反転離脱せよと打電しますが
フレイの父 ジョージは反発します。
ジョージ・アルスター 「合流しなくてはここまで来た意味がないではないか!」
艦長 「あの艦が落とされるようなことになったら、もっと意味がないでしょう!」
先遣隊の艦艇は3隻あるということで、数だけで見れば
なんとかなりそうにも見えるんですが 強奪したガンダムを投入してきているザフト側には
確かに このままでは、形成不利になるのは否めませんね。
離脱せよという打電を受けた アークエンジェルのマリュー艦長は
先遣隊を援護することを決断します。
戦闘配備がされる中での キラとラクス、フレイとの会話がありました。
ラクス 「戦闘配備って・・まぁ・・戦いになるんですの?」
キラ 「そうですよ。ってか、もう・・とっくにそうです」
のんびりとしたラクスの様子に 気がぬけた感じのキラ。
ラクスは 祈りの意味をこめてか?歌を うたいだすようです。
それに対し、フレイのほうは 予期せぬ事態に 混乱しているようです。
フレイ 「パパの船、やられたりしないわよね?ね!?」
キラ 「・・大丈夫だよ、フレイ。僕達も行くから」
フレイを安心させようと声をかけ、去っていくキラ。
どうしても、こうゆう時は 最悪の状況が頭に浮かんでパニックに
なっていってしまうのでしょうね。
援護作戦
数で勝る地球軍側でしたが 戦況は悪く
護衛艦バーナードが アスランのイージスにやられます。
ジョージ 「奪われた味方機に落とされる、そんなふさけた話があるか!」
このセリフには、少しゾクッとしました。
確かに考えてみたらそうなんですよね。
地球軍側の希望になるべく 開発されたガンダムが 敵軍に強奪され
それに襲われる・・・ 不条理感が半端じゃない状況です。
ここで、キラのストライク ムウラのメビウス・ゼロが出撃準備完了。
ミリアリア 「敵は、ナスカ級に、ジン3機。それとイージスが居るわ。気を付けてね」
サイ 「キラ、先遣隊にはフレイのお父さんが居るんだ。頼む!」
ここで、フレイの父 ジョージが乗っている艦艇が ジンに落とされそうになりますが・・
ジンに アークエンジェルの艦砲射撃が命中します。
いよいよ反転攻勢開始、という感じですね!
さぁ、ここからキラと ムウラの活躍が見れるかな?とワクワクしていたのですが・・
ムウラのメビウス・ゼロは ジンを1機撃破するも 早々に被弾し 撤退することになります。
ムウラ 「うわっ!くっそおー!これじゃ、立つ瀬ないでしょ、オレは!」
・・まぁ いくらムウさんでも こうゆう時もありますよね・・。
いっぽう キラのストライクと アスランのイージスが
激突しますが 今回は ほぼ互角の戦いのようです。
フレイ錯乱
アークエンジェルル内にて、父を心配するあまり
取り乱して ブリッジにはいってくるフレイ。
そのフレイの 目の前で 護衛艦の1席 ローが撃沈されてしまいます。
フレイ 「あの子・・キラは?・・あの子は何をやっているの!?」
フレイ 「あの子、キラは・・ あの子は何やってるの!」
サイ 「頑張って戦ってるよ。でも、向こうにもイージスがいるし、なかなか・・」
フレイ 「でも、大丈夫だっていったのよ、あの子、僕たちも行くから大丈夫だって!」
必死で戦っているキラの様子が分かるだけに、見ていてつらいシーンですね。
キラが言っていた大丈夫という言葉に なんとか すがりつきたいという気持ちなのでしょうが・・。
一旦、居住区に戻され、サイになだめられているフレイ。
サイ 「大丈夫だから・・ね?お父さんの船は、大丈夫だから・・・」
しかし、ここで艦がダメージを受け揺れ、フレイは錯乱に近い状態となってしまいます。
そこに聴こえてくるラクスの歌声。
フレイは ラクスがのんびりと歌を 歌っていると思い、憎しみを向けます。
歌は、ラクスにとっては おそらくは祈りの意味なのでしょうが、
今のフレイに それを理解するのは 正直、難しいのかもしれませんね・・。
ラクスがコーディネイターだということもあり、さらに怒りが増してもいそうです。
ジョージ・アルスター死亡
ここでついに アークエンジェル側も 追い込まれてしまい
ムウラも撤退を主張しますが、マリューは思い切れない様子。
ムウラ 「艦長!駄目だ!離脱しなきゃ、こっちまでやられるぞ!」
マリュー 「・・しかし!」
そこに、フレイがラクスと共に ブリッジにやってきます。
そして・・
フレイ 「この子を殺すわ!パパの船を撃ったら、この子を殺すって!
あいつらに言って!そういって!!」
ブリッジのクルーらが呆然とし、ラクスは悲しそうな顔をします。
そうしてるうちに フレイ父の ジョージが乗っている艦が被弾、
ジョージ 「何をやっているんだ・・なぜあのジン1機落とせない?」
ここで ジョージは脱出艇に向かいますが・・
それも間に合わず 被弾した艦艇の爆発に巻き込まれて フレイの父、ジョージが死亡。
この瞬間の描写としては、脱出艇の前にいるジョージが
背後から迫ってくる 艦の爆発光に うぁぁぁ・・・ という表情で怯え、
すぐにその光に飲まれていくというもので、
直接的な死亡描写は無かったものの 爆発が迫ってくる恐ろしさが あったシーンでした。
その光景を見てしまったフレイ、ショックで嗚咽します。
苦渋の選択
アークエンジェルが いよいよまずいという時に、ナタルがラクスを人質に取ります。
ナタル
「当艦は現在、プラント最高評議会議長、
シーゲル・クラインの令嬢、ラクス・クラインを保護している」
「以降、当艦へ攻撃が加えられた場合、それは貴艦の
ラクス・クライン嬢に対する責任放棄と判断し、
当方は自由意志でこの件を処理するつもりであることを、お伝えする!」
アスラン 「卑怯な!」
やり方に激怒するアスラン、呆然とした様子のキラ、
呆れている様子のムウラとクルーゼ。
しかしクルーゼは 攻撃停止をするようです。
ムウラ 「なんともまぁ (あきれたような顔)」
クルーゼ 「格好の悪いことだな。、援護にきて不利になったらこれか」
ここは ムウラとクルーゼのセリフが 続いているような描写でした。
ナタル 「ストライクとアークエンジェルを、ここで沈めるわけにはいきません!」
マリュー 「分かってるわ・・ナタル・・」 (怒っているような声色で)
この場面では かなりナタルと マリューの考え方の違いが鮮明に現われていましたね。
離脱せず友軍を援護した以上、現状で 生き残るには この方法しか無く
ナタルは 軍人として有能な選択を取ったと思います。
しかし、マリューは それを頭で理解できても 感情ではどうしても受け入れられない様子。
少し前に ラクスを民間人として扱うかどうか マリューとナタルの意見が分かれた事が
あり、何かの伏線かな?とも思いましたが まさかここまでの事態になり
ラクスを人質に取るという展開になるとは 思いもしませんでした。
フレイは あまりのショックに寝込んでしまったようです。
ラクスは人質となったことで 再び部屋につれて行かれます。
撃沈は免れたアークエンジェルですが 次回は色々と大変そうです・・。
楽観と緊張
友軍の先遣隊が近づいてきているということで、
楽観ムードが漂いつつあるアークエンジェル内。
フレイが下着姿で顔パックしていたり、ミリアのシャワーシーンなどもありました。
フレイについては 父親が事務次官で 先遣隊に乗船しているため
パックして 見た目に気を使っているようですね。
その中でキラは、ガンダム内で システムの調整。
整備員のマードックに茶化されたりもしてましたが
ガンダムを動かせるのは キラだけなので、何かあった時のために
油断は出来ないんだっていう 緊張感をキラは持ち続けてしましたね。
この場面は キラとフレイの対比が際立っていた気がします。
ここでラクスの歌が挿入され アークエンジェル艦内の様子が流れます。
ムウラが仮眠しているシーンなどがありました。
先遣隊の危機
ここで友軍の艦艇が クルーゼに発見されてしまいます。
ラクス捜索をあとまわしにして、仕掛けるというクルーゼ。不満げなアスラン。
先遣隊の艦長は アークエンジェルへ反転離脱せよと打電しますが
フレイの父 ジョージは反発します。
ジョージ・アルスター 「合流しなくてはここまで来た意味がないではないか!」
艦長 「あの艦が落とされるようなことになったら、もっと意味がないでしょう!」
先遣隊の艦艇は3隻あるということで、数だけで見れば
なんとかなりそうにも見えるんですが 強奪したガンダムを投入してきているザフト側には
確かに このままでは、形成不利になるのは否めませんね。
離脱せよという打電を受けた アークエンジェルのマリュー艦長は
先遣隊を援護することを決断します。
戦闘配備がされる中での キラとラクス、フレイとの会話がありました。
ラクス 「戦闘配備って・・まぁ・・戦いになるんですの?」
キラ 「そうですよ。ってか、もう・・とっくにそうです」
のんびりとしたラクスの様子に 気がぬけた感じのキラ。
ラクスは 祈りの意味をこめてか?歌を うたいだすようです。
それに対し、フレイのほうは 予期せぬ事態に 混乱しているようです。
フレイ 「パパの船、やられたりしないわよね?ね!?」
キラ 「・・大丈夫だよ、フレイ。僕達も行くから」
フレイを安心させようと声をかけ、去っていくキラ。
どうしても、こうゆう時は 最悪の状況が頭に浮かんでパニックに
なっていってしまうのでしょうね。
援護作戦
数で勝る地球軍側でしたが 戦況は悪く
護衛艦バーナードが アスランのイージスにやられます。
ジョージ 「奪われた味方機に落とされる、そんなふさけた話があるか!」
このセリフには、少しゾクッとしました。
確かに考えてみたらそうなんですよね。
地球軍側の希望になるべく 開発されたガンダムが 敵軍に強奪され
それに襲われる・・・ 不条理感が半端じゃない状況です。
ここで、キラのストライク ムウラのメビウス・ゼロが出撃準備完了。
ミリアリア 「敵は、ナスカ級に、ジン3機。それとイージスが居るわ。気を付けてね」
サイ 「キラ、先遣隊にはフレイのお父さんが居るんだ。頼む!」
ここで、フレイの父 ジョージが乗っている艦艇が ジンに落とされそうになりますが・・
ジンに アークエンジェルの艦砲射撃が命中します。
いよいよ反転攻勢開始、という感じですね!
さぁ、ここからキラと ムウラの活躍が見れるかな?とワクワクしていたのですが・・
ムウラのメビウス・ゼロは ジンを1機撃破するも 早々に被弾し 撤退することになります。
ムウラ 「うわっ!くっそおー!これじゃ、立つ瀬ないでしょ、オレは!」
・・まぁ いくらムウさんでも こうゆう時もありますよね・・。
いっぽう キラのストライクと アスランのイージスが
激突しますが 今回は ほぼ互角の戦いのようです。
フレイ錯乱
アークエンジェルル内にて、父を心配するあまり
取り乱して ブリッジにはいってくるフレイ。
そのフレイの 目の前で 護衛艦の1席 ローが撃沈されてしまいます。
フレイ 「あの子・・キラは?・・あの子は何をやっているの!?」
フレイ 「あの子、キラは・・ あの子は何やってるの!」
サイ 「頑張って戦ってるよ。でも、向こうにもイージスがいるし、なかなか・・」
フレイ 「でも、大丈夫だっていったのよ、あの子、僕たちも行くから大丈夫だって!」
必死で戦っているキラの様子が分かるだけに、見ていてつらいシーンですね。
キラが言っていた大丈夫という言葉に なんとか すがりつきたいという気持ちなのでしょうが・・。
一旦、居住区に戻され、サイになだめられているフレイ。
サイ 「大丈夫だから・・ね?お父さんの船は、大丈夫だから・・・」
しかし、ここで艦がダメージを受け揺れ、フレイは錯乱に近い状態となってしまいます。
そこに聴こえてくるラクスの歌声。
フレイは ラクスがのんびりと歌を 歌っていると思い、憎しみを向けます。
歌は、ラクスにとっては おそらくは祈りの意味なのでしょうが、
今のフレイに それを理解するのは 正直、難しいのかもしれませんね・・。
ラクスがコーディネイターだということもあり、さらに怒りが増してもいそうです。
ジョージ・アルスター死亡
ここでついに アークエンジェル側も 追い込まれてしまい
ムウラも撤退を主張しますが、マリューは思い切れない様子。
ムウラ 「艦長!駄目だ!離脱しなきゃ、こっちまでやられるぞ!」
マリュー 「・・しかし!」
そこに、フレイがラクスと共に ブリッジにやってきます。
そして・・
フレイ 「この子を殺すわ!パパの船を撃ったら、この子を殺すって!
あいつらに言って!そういって!!」
ブリッジのクルーらが呆然とし、ラクスは悲しそうな顔をします。
そうしてるうちに フレイ父の ジョージが乗っている艦が被弾、
ジョージ 「何をやっているんだ・・なぜあのジン1機落とせない?」
ここで ジョージは脱出艇に向かいますが・・
それも間に合わず 被弾した艦艇の爆発に巻き込まれて フレイの父、ジョージが死亡。
この瞬間の描写としては、脱出艇の前にいるジョージが
背後から迫ってくる 艦の爆発光に うぁぁぁ・・・ という表情で怯え、
すぐにその光に飲まれていくというもので、
直接的な死亡描写は無かったものの 爆発が迫ってくる恐ろしさが あったシーンでした。
その光景を見てしまったフレイ、ショックで嗚咽します。
苦渋の選択
アークエンジェルが いよいよまずいという時に、ナタルがラクスを人質に取ります。
ナタル
「当艦は現在、プラント最高評議会議長、
シーゲル・クラインの令嬢、ラクス・クラインを保護している」
「以降、当艦へ攻撃が加えられた場合、それは貴艦の
ラクス・クライン嬢に対する責任放棄と判断し、
当方は自由意志でこの件を処理するつもりであることを、お伝えする!」
アスラン 「卑怯な!」
やり方に激怒するアスラン、呆然とした様子のキラ、
呆れている様子のムウラとクルーゼ。
しかしクルーゼは 攻撃停止をするようです。
ムウラ 「なんともまぁ (あきれたような顔)」
クルーゼ 「格好の悪いことだな。、援護にきて不利になったらこれか」
ここは ムウラとクルーゼのセリフが 続いているような描写でした。
ナタル 「ストライクとアークエンジェルを、ここで沈めるわけにはいきません!」
マリュー 「分かってるわ・・ナタル・・」 (怒っているような声色で)
この場面では かなりナタルと マリューの考え方の違いが鮮明に現われていましたね。
離脱せず友軍を援護した以上、現状で 生き残るには この方法しか無く
ナタルは 軍人として有能な選択を取ったと思います。
しかし、マリューは それを頭で理解できても 感情ではどうしても受け入れられない様子。
少し前に ラクスを民間人として扱うかどうか マリューとナタルの意見が分かれた事が
あり、何かの伏線かな?とも思いましたが まさかここまでの事態になり
ラクスを人質に取るという展開になるとは 思いもしませんでした。
フレイは あまりのショックに寝込んでしまったようです。
ラクスは人質となったことで 再び部屋につれて行かれます。
撃沈は免れたアークエンジェルですが 次回は色々と大変そうです・・。
機動戦士ガンダムSEED 第8話 敵軍の歌姫
.
キラとラクスが対面
回収した救命ポッドから ラクスが降りてきた場面からスタートです。
無重力なので そのまま飛んでいきそうなラクスをおさえるキラ。
この時、ほおを赤らめていたキラですが
二人はどういう関係になっていくか 注目したいですね、
ラクスは アスランの婚約者ということで そこらへんがネックではありますが。
ラクスのキャラクターとしては ほんわか系?といった感じでしたね。
敵側の戦艦であることが分かっても
「まぁ、これはザフトの船ではありませんのね?」 ・・ と、わりと堂々と構えており、
アークエンジェル クルー側が
「はい?」 と逆に困惑しているのが面白かったですね。
不思議なキャラクター、ラクス
ラクスは救助された事に対し、丁重に礼を言った上で
自身がプラント議長の娘であるということまで 明かしてしまいます。
ムウラとマリューはそれを まともに取り合っていない様子。
ラクスに 全く緊張感が見られないことから そういう対応になるのも当然ですね、これは・・。
なんとうか ラクスの つかみどころの無いキャラクターっぷりが すごいです。
ふわふわとして、何を考えているか分からない人ですね。
それと、ラクスは ユニウス7慰霊のため調査にやってきたが
地球軍の船と いさかいになり 自分は脱出させられたので 救命ポッドに乗っていたとの事。
ラクスの乗っていたザフト船がどうなったかは分からず、心配はしているようです。
パトリックの思惑
プラントに帰国しているアスランのシーンがありました。
シャワーを浴びるなど つかのまの休息を取るアスランでしたが
その際、 ラクスが行方不明になった件を知ります。
(ニュース)
繰り返しお伝えします。追悼一年式典の慰霊団派遣準備のため、
ユニウス7へ向かっていた視察船、シルバーウインドが、昨夜消息を絶ちました。
そして、上司クルーゼから ヴェサリウスで ラクス捜索に向かうことを告げられます。
これには アスランは懐疑的な模様。
消息不明のラクスを心配はしているようですが、
ヴェサリウスを使うという事に対しての疑問でしょうか。
それに対しクルーゼ。
「おいおい、冷たい男だな君は。無論我々は、彼女の捜索に向かうのさ」
「公表はされてないが、既に捜索に向かった、ユン・ロー隊の偵察型ジンも戻らんのだ」
アスランの父、パトリック・ザラからも ラクス捜索について改めて頼まれます。
パトリックの話ぶりからすると、ラクス本人の心配というよりかは
政治的な面での アスランの立場、ラクスの影響力を考えているようです。
アスラン 「彼女を助けてヒーローのように戻れと言うことですか?」
クルーゼ 「もしくはその亡骸を号泣しながら抱いて戻れ、かな」
アスラン 「え!?」
クルーゼ 「どちらにしろ、君が行かなくては話にならないとお考えなのさ、ザラ委員長は。」
偵察型ジンがいた理由
ユニウス7付近を航行中ということで
ラクスは犠牲者に祈りを捧げているようです。
元気が無さそうに見えたのか 「オマエ ゲンキカ?」などと声をかけるハロ。
キラは 前回、撃墜した偵察型ジンが
ラクスを探しにきてきたと だいたい感ずいてきたようです。
偵察型ジンは ラクス捜索中に、キラのストライクとばったり出会ってしまい
撃墜されたとなると・・ いたたまれないですね。
キラの側も ユニウス7への慰霊の気持ち、
それでなくても出来れば戦いたくないわけで
改めて 不幸な遭遇だったんだなぁ、と思います。
ラクスを警戒するフレイ
ラクスのもとに フレイが食事を持っていって~という話になりましたが・・
コーディネイターへの恐れから怖がり、嫌がるフレイ。
フレイ 「私はやーよ!コーディネイターの子のところに行くなんて。怖くって・・」
そのフレイの言葉に またショックを受けるキラ。
前に一応、和解はしている二人ですが フレイの気持ち自体は変わってないので
こうゆうシーンはこれからもありそうですね。
キラはフレイのことを片思いということもあり、こういった言葉は
ボディブローのように 効いてしまいそうです・・。
で、ラクスが強かったらどうするの?みたいな話の中で
「まぁ!誰が凄く強いんですの?」 と、話に割って入ってくるラクス。
友好的に接しようとするラクスですが・・
フレイ
「冗談じゃないわ、なんで私があんたなんかと握手しなきゃなんないのよ!」
「コーディネイターのくせに!馴れ馴れしくしないで!」
と、言い放ち 握手も拒絶してしまいます。
フレイの上記発言では ラクスがというより、キラ側が かなりのショックを受けてしまいました。
一方、アークエンジェルブリッジでは マリューが ラクスには
いくら利用価値があると言っても 民間人のあんな少女を巻きこみたくない~と話します。
そこにナタルからの厳しい指摘が。
「そうおっしゃるなら。彼らは?こうして操艦に協力し、
戦場で戦ってきた彼らだって、まだ子供の民間人ですよ」
ナタルは そのうで、クライン議長の娘ということで ただの民間人ではないのです~
・・とマリューへ言い聞かせていました。
なんか この一連の場面では、コーディネイターをどう捉えるのか、民間人とどう関わるか、
そういった部分での ジレンマが浮かび上がってきていましたね。
ラクスの言葉
コーディネイターへの激しい反発に カズイは、フレイはブルーコスモス?と聞きます。
フレイは それは否定しましたが、ブルーコスモスの考え方は正しい~と返答します。
ブルーコスモスという単語は、今回始めて出た気がしますが
なんらかの考え方、あるいは組織なのでしょうか。
さて ラクスは フレイから離れていたほうがいいということで
キラにより自室へ案内されていました。
ラクス 「貴方は優しいんですのね!ありがとう」
キラ 「僕は!・・僕も・・コーディネイターですから・・」
ラクス 「そうですか。でも貴方が優しいのは、貴方だからでしょう?」
コーディネイターということで、色眼鏡で見られる事が多く
今回はフレイから無自覚とはいえ 精神攻撃を受けていたりした キラですが
ラクスの この言葉って相当 助けになるものなんじゃないかな?って思いますね。
コーデーィネイターではあるけど、だとしても自分は 自分。
属性云々で そりゃあ傾向はあっても、それによって自分を決め付けられることは無いのですよ~
・・というようなメッセージを感じましたね。
属性による疑心暗鬼
ラクスとの会話を終えて、部屋から出てくるキラ。
ラクスの歌を聴いていたサイは とキラに話しかけます。
「あの子が歌ってるのか?綺麗な声だなー」
「でもやっぱ、それも遺伝子弄って、そうなったもんなのかな?」
と、ちょっとキラにとっては ショックな発言が飛び出します。
確かに 遺伝子操作で 影響はあったかもしれない、
けども もともとの才能かもしれないので ここらへんは微妙ですが。
サイは 普段は、気遣いのできる人なので あまり気になる発言は少ないですが
そういう人物でも 属性の隔たりがあると、無意識のうちに
人を落ち込ませる発言をすることもある、そういう描写のように思いました。
さきほどのフレイのように コーディネイターへの激しい対応は
ほかの学生クルー達は 反対しているとはいえ
とくにカズイなどは 無自覚の嫉妬というか、キラと自分達との格差を感じてもいるようです。
フレイだけが極端だとは言っても みな少なからず
属性が異なることによる 疑心暗鬼というようなものは あるみたいですね。
友軍からの暗号
ここまで孤軍奮闘状態だったアークエンジェルですが
地球軍第8艦隊からの暗号パルスを受信します。
どうやら友軍が こちらを探しているようで、クルーたちに安堵の色が出ます。
しかも、友軍の先遣隊には フレイの父が同乗しているようです。
サイが気を利かせて フレイの事を伝えてくれたようで、フレイも喜んでいます。
しかし、クルーゼ側も こちらを追っているようですし
安定した状況に入るには ちょっとまだ早すぎるんですよね。
次回予告も不穏ですし 嫌な予感しかしない状況です・・。
キラとラクスが対面
回収した救命ポッドから ラクスが降りてきた場面からスタートです。
無重力なので そのまま飛んでいきそうなラクスをおさえるキラ。
この時、ほおを赤らめていたキラですが
二人はどういう関係になっていくか 注目したいですね、
ラクスは アスランの婚約者ということで そこらへんがネックではありますが。
ラクスのキャラクターとしては ほんわか系?といった感じでしたね。
敵側の戦艦であることが分かっても
「まぁ、これはザフトの船ではありませんのね?」 ・・ と、わりと堂々と構えており、
アークエンジェル クルー側が
「はい?」 と逆に困惑しているのが面白かったですね。
不思議なキャラクター、ラクス
ラクスは救助された事に対し、丁重に礼を言った上で
自身がプラント議長の娘であるということまで 明かしてしまいます。
ムウラとマリューはそれを まともに取り合っていない様子。
ラクスに 全く緊張感が見られないことから そういう対応になるのも当然ですね、これは・・。
なんとうか ラクスの つかみどころの無いキャラクターっぷりが すごいです。
ふわふわとして、何を考えているか分からない人ですね。
それと、ラクスは ユニウス7慰霊のため調査にやってきたが
地球軍の船と いさかいになり 自分は脱出させられたので 救命ポッドに乗っていたとの事。
ラクスの乗っていたザフト船がどうなったかは分からず、心配はしているようです。
パトリックの思惑
プラントに帰国しているアスランのシーンがありました。
シャワーを浴びるなど つかのまの休息を取るアスランでしたが
その際、 ラクスが行方不明になった件を知ります。
(ニュース)
繰り返しお伝えします。追悼一年式典の慰霊団派遣準備のため、
ユニウス7へ向かっていた視察船、シルバーウインドが、昨夜消息を絶ちました。
そして、上司クルーゼから ヴェサリウスで ラクス捜索に向かうことを告げられます。
これには アスランは懐疑的な模様。
消息不明のラクスを心配はしているようですが、
ヴェサリウスを使うという事に対しての疑問でしょうか。
それに対しクルーゼ。
「おいおい、冷たい男だな君は。無論我々は、彼女の捜索に向かうのさ」
「公表はされてないが、既に捜索に向かった、ユン・ロー隊の偵察型ジンも戻らんのだ」
アスランの父、パトリック・ザラからも ラクス捜索について改めて頼まれます。
パトリックの話ぶりからすると、ラクス本人の心配というよりかは
政治的な面での アスランの立場、ラクスの影響力を考えているようです。
アスラン 「彼女を助けてヒーローのように戻れと言うことですか?」
クルーゼ 「もしくはその亡骸を号泣しながら抱いて戻れ、かな」
アスラン 「え!?」
クルーゼ 「どちらにしろ、君が行かなくては話にならないとお考えなのさ、ザラ委員長は。」
偵察型ジンがいた理由
ユニウス7付近を航行中ということで
ラクスは犠牲者に祈りを捧げているようです。
元気が無さそうに見えたのか 「オマエ ゲンキカ?」などと声をかけるハロ。
キラは 前回、撃墜した偵察型ジンが
ラクスを探しにきてきたと だいたい感ずいてきたようです。
偵察型ジンは ラクス捜索中に、キラのストライクとばったり出会ってしまい
撃墜されたとなると・・ いたたまれないですね。
キラの側も ユニウス7への慰霊の気持ち、
それでなくても出来れば戦いたくないわけで
改めて 不幸な遭遇だったんだなぁ、と思います。
ラクスを警戒するフレイ
ラクスのもとに フレイが食事を持っていって~という話になりましたが・・
コーディネイターへの恐れから怖がり、嫌がるフレイ。
フレイ 「私はやーよ!コーディネイターの子のところに行くなんて。怖くって・・」
そのフレイの言葉に またショックを受けるキラ。
前に一応、和解はしている二人ですが フレイの気持ち自体は変わってないので
こうゆうシーンはこれからもありそうですね。
キラはフレイのことを片思いということもあり、こういった言葉は
ボディブローのように 効いてしまいそうです・・。
で、ラクスが強かったらどうするの?みたいな話の中で
「まぁ!誰が凄く強いんですの?」 と、話に割って入ってくるラクス。
友好的に接しようとするラクスですが・・
フレイ
「冗談じゃないわ、なんで私があんたなんかと握手しなきゃなんないのよ!」
「コーディネイターのくせに!馴れ馴れしくしないで!」
と、言い放ち 握手も拒絶してしまいます。
フレイの上記発言では ラクスがというより、キラ側が かなりのショックを受けてしまいました。
一方、アークエンジェルブリッジでは マリューが ラクスには
いくら利用価値があると言っても 民間人のあんな少女を巻きこみたくない~と話します。
そこにナタルからの厳しい指摘が。
「そうおっしゃるなら。彼らは?こうして操艦に協力し、
戦場で戦ってきた彼らだって、まだ子供の民間人ですよ」
ナタルは そのうで、クライン議長の娘ということで ただの民間人ではないのです~
・・とマリューへ言い聞かせていました。
なんか この一連の場面では、コーディネイターをどう捉えるのか、民間人とどう関わるか、
そういった部分での ジレンマが浮かび上がってきていましたね。
ラクスの言葉
コーディネイターへの激しい反発に カズイは、フレイはブルーコスモス?と聞きます。
フレイは それは否定しましたが、ブルーコスモスの考え方は正しい~と返答します。
ブルーコスモスという単語は、今回始めて出た気がしますが
なんらかの考え方、あるいは組織なのでしょうか。
さて ラクスは フレイから離れていたほうがいいということで
キラにより自室へ案内されていました。
ラクス 「貴方は優しいんですのね!ありがとう」
キラ 「僕は!・・僕も・・コーディネイターですから・・」
ラクス 「そうですか。でも貴方が優しいのは、貴方だからでしょう?」
コーディネイターということで、色眼鏡で見られる事が多く
今回はフレイから無自覚とはいえ 精神攻撃を受けていたりした キラですが
ラクスの この言葉って相当 助けになるものなんじゃないかな?って思いますね。
コーデーィネイターではあるけど、だとしても自分は 自分。
属性云々で そりゃあ傾向はあっても、それによって自分を決め付けられることは無いのですよ~
・・というようなメッセージを感じましたね。
属性による疑心暗鬼
ラクスとの会話を終えて、部屋から出てくるキラ。
ラクスの歌を聴いていたサイは とキラに話しかけます。
「あの子が歌ってるのか?綺麗な声だなー」
「でもやっぱ、それも遺伝子弄って、そうなったもんなのかな?」
と、ちょっとキラにとっては ショックな発言が飛び出します。
確かに 遺伝子操作で 影響はあったかもしれない、
けども もともとの才能かもしれないので ここらへんは微妙ですが。
サイは 普段は、気遣いのできる人なので あまり気になる発言は少ないですが
そういう人物でも 属性の隔たりがあると、無意識のうちに
人を落ち込ませる発言をすることもある、そういう描写のように思いました。
さきほどのフレイのように コーディネイターへの激しい対応は
ほかの学生クルー達は 反対しているとはいえ
とくにカズイなどは 無自覚の嫉妬というか、キラと自分達との格差を感じてもいるようです。
フレイだけが極端だとは言っても みな少なからず
属性が異なることによる 疑心暗鬼というようなものは あるみたいですね。
友軍からの暗号
ここまで孤軍奮闘状態だったアークエンジェルですが
地球軍第8艦隊からの暗号パルスを受信します。
どうやら友軍が こちらを探しているようで、クルーたちに安堵の色が出ます。
しかも、友軍の先遣隊には フレイの父が同乗しているようです。
サイが気を利かせて フレイの事を伝えてくれたようで、フレイも喜んでいます。
しかし、クルーゼ側も こちらを追っているようですし
安定した状況に入るには ちょっとまだ早すぎるんですよね。
次回予告も不穏ですし 嫌な予感しかしない状況です・・。
機動戦士ガンダムSEED 第7話 宇宙の傷跡
.
フレイがキラに謝罪
アルテミスが陥落し、目をくらましてくれたおかげで、アークエンジェルは
敵の艦艇から 逃れられたようです。
それと前回の話で、フレイが キラのことを、アルテミス司令官らに
コーディネイターだと ばらした一幕がありました。
そのことについて 恋人であるサイが フレイに誤っておくように説得します。
サイ 「とにかく、言うだけは言っときなよ。ごめんてさ。この船の中で気まずいでしょ?」
サイの説得に しぶしぶ了承するフレイ。
しばらくして、居住区での場面。
やってきた サイをさけるように席を移動していくフレイ。
理由を聞いたところ、シャワーを浴びてないからという事でした。
フレイ、やっぱり独特なキャラクターで面白いですね。
そして それに呆れている、学生クルー達 一同。
シリアスな場面が多いだけに、こうゆうシーンは貴重かも。
そこにキラがやってきます。
フレイは サイに促されて アルテミスでの事を謝罪。
フレイ 「この間はごめんなさい!…私、考え無しにあんなこと言っちゃって」
キラ 「あぁ、いいよ別にそんなこと。気にしてないから・・ほんとの事だしね・・」
フレイは勇気を出して謝罪し、キラも快く受け入れたということで
気まずい状態は とりあえず避けられそうですね。
サイやトールが 仲を取り持ってくれたのも 良かったですね。
パトリック・ザラ登場
ヘリオポリスが崩壊したことで、クルーゼは査問会出席のため
プラント本国に呼び出されているようです。
その場にいた者であるとして アスランも連れてきています。
その道中はシャトルに乗っていくことになりましたが
アスランの父である パトリック・ザラと同道することに。
なんと、アスランの父は国防委員長ということで、プラント側の首脳部にいる模様です!
パトリック・ザラは プラント国内にいる穏健派の動向を気にしているようで
そっちに世論が流れないように 気をつかっているという立場のようです。
それゆえ、キラがコーディネイターだということは隠し通して 戦意高揚に利用するとの事。
パトリック
「奴等は、自分達ナチュラルが操縦しても、あれほどの
性能を発揮するモビルスーツを開発した…そういうことだぞ。分かるな…アスラン」
クルーゼも
「君も自分の友人を、地球軍に寝返ったものとして、報告するのは辛かろう」
・・と、アスランにとってもいい事だと言っていました。
ここだけ聞くと、いい上司にも思えてきますが
仮面キャラという事もあり、なんか思惑がありそうな気はしますね。
クライン議長の娘、ラクス
プラントのクライン議長の演説を聞く、アスランとクルーゼ。
モニターには クライン議長の娘、ラクスも写ります。
クルーゼ
「そういえば、彼女が君の婚約者だったな」
「ラクス嬢は今回の追悼慰霊団の代表も務めるそうじゃないか。素晴らしいことだな。」
「ザラ委員長とクライン議長の血を継ぐ、君らの結びつき、
次の世代にはまたとない光になるだろう。期待しているよ」
などと、次世代の希望云々と またもや いい上司っぽいことを言うクルーゼ。
でもやはり なんか嘘くさく聞こえてしまうのは なぜでしょうか。
シャアを彷彿とさせるキャラだけに どうしても勘ぐってしまいますね。
査問委員会
オーブ領、ヘリオポリスの崩壊について
査問委員会に出席するクルーゼとアスラン。
そこで 地球軍のほうに問題があるとクルーゼは主張します。
オーブが地球軍に組みしていた件も うかびあがりつつあるようです。
続いてアスランが 奪ってきたMSの性能について報告します。
ザラの親が地のバレンタインについて演説をし
戦争の必要性を訴えます。
査問委員会後、パトリック国防委員長と クライン議長の
意見が対立している場面もあり ようやくプラント側の
国内情勢が見えてきましたね!
プラント側は なにも独裁者による政治が行われているわけでなく
議会運営がなされ、意見は違えど 世論もみながら
政治的駆け引きが 行われているようです。
このあたりから、ラクスの歌が 挿入歌として流れます。
お墓参りをしているアスランの姿などを見る事ができました。
ユニウス7で水の補給
すこし場面は遡りますが、
進路で悩むアークエンジェルは
デブリに関する話の中で ムウラは何かを閃きます。
ムウラ
「待てよ、デブリ帯か・・・・ 不可能を可能にする男かな?オレは」
ムウラの発案で アークエンジェルはユニウス7に寄って、
物資補給をすることになりました。
凍りついた大量の水があるので それを利用するようです。
しかしユニウス7は 以前の核攻撃で壊滅したコロニー。
なので、キラは抵抗感を示します。
「あのプラントは何十万人もの人が亡くなった場所で・・それを」
それに対して、ムウラは・・
「誰も、大喜びしてる訳じゃない。水が見つかった!ってよ」
「誰だって、できればあそこに踏み込みたくはないさ。 けどしょうがねぇだろ。
俺達は生きてるんだ!ってことは、生きなきゃなんねぇってことなんだよ」
あいかわらず、心に響きますね~ ムウラの台詞は・・。
物資 探索中には 死亡している親子が流れてきたりと
ボロボロのおもちゃが写ったりと
けっこうショッキングな場面となっていました。
そして、みんなで折ったと思われる 千羽鶴が投げらます。
ラクスの 癒される挿入歌が流れる中で 上記場面や
プラントにて 母の墓参りをしているアスランが写ったりと
すごく切ない気持ちになるシーンでしたね。
思いがけぬ遭遇
その後、強行偵察のジンを発見したキラ。
仲間が撃たれそうになり それを守るために
敵兵士を殺害することになります。
慰霊したい気持ちの中で、またも
守るためとはいえ、殺害しなくちゃいけないのは辛いですね。
そろそろ 本当にキラの精神状態が心配になってきました。
・・その後、救命ポッドを発見することになりました、
その中からでてきたのは なんとハロとラクスでした。
あっけにとられるクルー 一同。
まさかの展開に えええー!?ってなっちゃいましたが
なんでプラントのラクスがここにいるのか、次回を見たいと思います。
フレイがキラに謝罪
アルテミスが陥落し、目をくらましてくれたおかげで、アークエンジェルは
敵の艦艇から 逃れられたようです。
それと前回の話で、フレイが キラのことを、アルテミス司令官らに
コーディネイターだと ばらした一幕がありました。
そのことについて 恋人であるサイが フレイに誤っておくように説得します。
サイ 「とにかく、言うだけは言っときなよ。ごめんてさ。この船の中で気まずいでしょ?」
サイの説得に しぶしぶ了承するフレイ。
しばらくして、居住区での場面。
やってきた サイをさけるように席を移動していくフレイ。
理由を聞いたところ、シャワーを浴びてないからという事でした。
フレイ、やっぱり独特なキャラクターで面白いですね。
そして それに呆れている、学生クルー達 一同。
シリアスな場面が多いだけに、こうゆうシーンは貴重かも。
そこにキラがやってきます。
フレイは サイに促されて アルテミスでの事を謝罪。
フレイ 「この間はごめんなさい!…私、考え無しにあんなこと言っちゃって」
キラ 「あぁ、いいよ別にそんなこと。気にしてないから・・ほんとの事だしね・・」
フレイは勇気を出して謝罪し、キラも快く受け入れたということで
気まずい状態は とりあえず避けられそうですね。
サイやトールが 仲を取り持ってくれたのも 良かったですね。
パトリック・ザラ登場
ヘリオポリスが崩壊したことで、クルーゼは査問会出席のため
プラント本国に呼び出されているようです。
その場にいた者であるとして アスランも連れてきています。
その道中はシャトルに乗っていくことになりましたが
アスランの父である パトリック・ザラと同道することに。
なんと、アスランの父は国防委員長ということで、プラント側の首脳部にいる模様です!
パトリック・ザラは プラント国内にいる穏健派の動向を気にしているようで
そっちに世論が流れないように 気をつかっているという立場のようです。
それゆえ、キラがコーディネイターだということは隠し通して 戦意高揚に利用するとの事。
パトリック
「奴等は、自分達ナチュラルが操縦しても、あれほどの
性能を発揮するモビルスーツを開発した…そういうことだぞ。分かるな…アスラン」
クルーゼも
「君も自分の友人を、地球軍に寝返ったものとして、報告するのは辛かろう」
・・と、アスランにとってもいい事だと言っていました。
ここだけ聞くと、いい上司にも思えてきますが
仮面キャラという事もあり、なんか思惑がありそうな気はしますね。
クライン議長の娘、ラクス
プラントのクライン議長の演説を聞く、アスランとクルーゼ。
モニターには クライン議長の娘、ラクスも写ります。
クルーゼ
「そういえば、彼女が君の婚約者だったな」
「ラクス嬢は今回の追悼慰霊団の代表も務めるそうじゃないか。素晴らしいことだな。」
「ザラ委員長とクライン議長の血を継ぐ、君らの結びつき、
次の世代にはまたとない光になるだろう。期待しているよ」
などと、次世代の希望云々と またもや いい上司っぽいことを言うクルーゼ。
でもやはり なんか嘘くさく聞こえてしまうのは なぜでしょうか。
シャアを彷彿とさせるキャラだけに どうしても勘ぐってしまいますね。
査問委員会
オーブ領、ヘリオポリスの崩壊について
査問委員会に出席するクルーゼとアスラン。
そこで 地球軍のほうに問題があるとクルーゼは主張します。
オーブが地球軍に組みしていた件も うかびあがりつつあるようです。
続いてアスランが 奪ってきたMSの性能について報告します。
ザラの親が地のバレンタインについて演説をし
戦争の必要性を訴えます。
査問委員会後、パトリック国防委員長と クライン議長の
意見が対立している場面もあり ようやくプラント側の
国内情勢が見えてきましたね!
プラント側は なにも独裁者による政治が行われているわけでなく
議会運営がなされ、意見は違えど 世論もみながら
政治的駆け引きが 行われているようです。
このあたりから、ラクスの歌が 挿入歌として流れます。
お墓参りをしているアスランの姿などを見る事ができました。
ユニウス7で水の補給
すこし場面は遡りますが、
進路で悩むアークエンジェルは
デブリに関する話の中で ムウラは何かを閃きます。
ムウラ
「待てよ、デブリ帯か・・・・ 不可能を可能にする男かな?オレは」
ムウラの発案で アークエンジェルはユニウス7に寄って、
物資補給をすることになりました。
凍りついた大量の水があるので それを利用するようです。
しかしユニウス7は 以前の核攻撃で壊滅したコロニー。
なので、キラは抵抗感を示します。
「あのプラントは何十万人もの人が亡くなった場所で・・それを」
それに対して、ムウラは・・
「誰も、大喜びしてる訳じゃない。水が見つかった!ってよ」
「誰だって、できればあそこに踏み込みたくはないさ。 けどしょうがねぇだろ。
俺達は生きてるんだ!ってことは、生きなきゃなんねぇってことなんだよ」
あいかわらず、心に響きますね~ ムウラの台詞は・・。
物資 探索中には 死亡している親子が流れてきたりと
ボロボロのおもちゃが写ったりと
けっこうショッキングな場面となっていました。
そして、みんなで折ったと思われる 千羽鶴が投げらます。
ラクスの 癒される挿入歌が流れる中で 上記場面や
プラントにて 母の墓参りをしているアスランが写ったりと
すごく切ない気持ちになるシーンでしたね。
思いがけぬ遭遇
その後、強行偵察のジンを発見したキラ。
仲間が撃たれそうになり それを守るために
敵兵士を殺害することになります。
慰霊したい気持ちの中で、またも
守るためとはいえ、殺害しなくちゃいけないのは辛いですね。
そろそろ 本当にキラの精神状態が心配になってきました。
・・その後、救命ポッドを発見することになりました、
その中からでてきたのは なんとハロとラクスでした。
あっけにとられるクルー 一同。
まさかの展開に えええー!?ってなっちゃいましたが
なんでプラントのラクスがここにいるのか、次回を見たいと思います。
機動戦士ガンダムSEED 第6話 消えたガンダム
アルテミスの不穏な動き
地球軍の軍事要塞 アルテミスに入ったアークエンジェル。
バリア的なものに 守られている要塞ということらしいです。
これで一安心・・と思いきや
仲間のはずなのに銃を突きつけられてしまいます。
キラや 艦長らも拘束されることに。
保安措置として 封鎖させてもらうだけであり
船籍登録が無く 識別コードがないので まだ友軍として認められない~
・・という理屈のようです。
アークエンジェルのクルーたちが 色々、会話もしていましたが
地球連合軍と一口に言っても アークエンジェルが所属する大西洋連邦だけでなく
ユーラシア とかという国?組織?もあり、完全に一枚岩では無いようですね。
このあたりは1stガンダムの 連邦軍より、少し複雑な状況のようです。
拘束する理屈は 一応分かりますが、連れて行かれるムウラを
兵士が 乱暴に小突いていたりと 手荒に扱われているのが気になりますね。
何か、必要以上の敵意が感じられるというか・・。
アルテミス司令官と面会
アルテミス司令官と マリュー、ムウラらが会話。
このシーンでは アルテミス司令官の話の中で
ムウラが過去の戦役で活躍していた事に 触れられていますね。
アルテミス司令官
「ジンを5機おとした君の活躍に我々も すいぶん励まされたものだ。」
なんでも、グリマルディ戦線という戦いにおいて 戦局では敗退したが
かなりの戦果を挙げていたようです。
作中での描かれ方から エースだとは思っていましたが、
ムウラは、予想以上に有名な人だったんですね。
なお、ザフトの船は まだ追ってきている状況ですが
アルテミス司令官は バリアのような能力がある要塞ということで気にしてないようです。
司令官
「アルテミス にとってはどうという事もない
やつらは何もできんよ、そしてやがて去る」
ニコルの提案
ザフト側としては 厄介なところに逃げ込まれたと 困っている様子。
今まで 重要な拠点でもないためザフトも手出しせずにきたとの事ですが
こういう展開になると 確かに厄介な存在ですね。
ここで、ニコルがブリッツガンダムを使うことを提案。
ニコルは ディアッカには臆病者というふうに
思われてるようですが ニコルは優しさから戦闘に
あまり乗り気でない、という感じに受け取れましたね。
ただ、今回のように やる時はやるという意思もあるようです。
ミラージュコロイド能力でブリッツガンダムが透明化し向かう 80分ももつらしい
司令官の尋問
アルテミス側は ストライクの解析をしようとするが
OSにロックがかけられて 解除できず。
アルテミス司令官が アークエンジェルのクルー達にそれを聞きにきます。
ノイマン 「艦長達が言わなかったからですか?それとも聞けなかったからですか?」
本質をズバリ突きつけるノイマン。
キラがガンダムパイロットであることを クルー達は隠そうとしますが、
ここで ミリアリアをパイロットかとカマをかけ 乱暴をするアルテミス司令官。
キラはその作戦に乗ってしまい、自分がパイロットだと 話してしまいます。 しかし・・
「あれは貴様の様なヒヨッコが扱えるようなもんじゃないだろ?ふざけたことをするな!」
アルテミス指揮官は キラの言う事を信じず、乱暴しようとします。
それに抵抗し、投げ飛ばすキラ。
その後の ドタバナタで、フレイが キラがパイロットなのは間違いないと言い、
「だってその子、コーディネイターだもの!」 と、バラしてしまいます。
それにより 司令官らに 連れて行かれるキラ。
バラしたことを を仲間たちに咎められるも、フレイは開き直っている様子。
フレイの幼さというか、あまり考えなしの言動が 際立ってしまったシーンでしたね。
ドタバタした状況が怖くなって、それを解決するために
深く考えずに キラのことをバラしてしまった感じでしょうか。
裏切り者のレッテル
アルテミス司令官は、キラの能力を利用しようします。
アルテミス司令官
「どんな理由でかは知らないが、どうせ同胞を裏切ったんだろ?ならばいろいろと・・」
「地球軍側に付くコーディネイターというのは貴重だよ。
なぁに、心配することはない。君は優遇されるさ・・ユーラシアでもな。」
自分は裏切り者なのか!?という事が キラに強く印象ずけられてしまうシーンでしたね。
ナチュラルとコーディネイターが 争っている世界だけに
コーディネイターなのに ナチュラル側の陣営にいる
キラの立場は 非常に 特異なものとなってしまっているようです。
ブリッツガンダムの奇襲
ザフト艦が引き上げている状態ということで アルテミス要塞は
バリア能力をもつ「カサ」を解除していましたが そのタイミングで
ニコルのブリッツガンダムが潜入します。
そして ニコルは カサの発生装置を破壊していきます。
騒ぎになるアルテミスの隙をついて
拘束されていたクルー達はアークエンジェルに戻ります。
一方、監視された別室にいたムウラ、マリュー、ナタル。
ムウラは芝居をうち 大声で人を呼びます。
「うわぁー!今の爆発で!部屋に亀裂が入った!空気がぁ!」
このへんの ムウラの対応力は さすがという感じですね。
マリューも迫真の演技で それに続きます。
それに対し ナタルは恥ずかしさがあるのが ためらって出来ず・・。
ナタルは いがいと照れ屋の性格なのかもしれませんね。
あとは、とにかく真面目なので 軍関係者を騙すようなことは
どうしても出来なかったのかもしれません。
アルテミス壊滅
アルテミスの損害が増していきます。
この事態に至り、キラはストライクで強行出撃、
アルテミス司令官もそれをしぶしぶ黙認します。
ニコルは それに対し、応戦し
ザフト艦からは イザーク、ディアッカも発進。
裏切り者というレッテルに葛藤しながらも ニコルと戦闘するキラ。
そんな中、アルテミス側の損害も 限界を迎えます。
アルテミス司令官
「何をしている!?船を出せ!このアルテミスがたった1隻の敵にっ!」
次々と撃破されるアルテミス側の戦闘機。
アルテミス司令官たちも 大破した友軍機に突っ込まれて 死亡することになります。
司令官は 若干ですがキャラが立っていたので、1stのワッケインとまではいかなくても
もうちょっと 出てくるのかと思いきや、ほんとうにあっさりと退場してしまいました・・。
しかも、友軍機に突っ込まれてというのが リアルというか、物悲しさがありますね。
ニコルのブリッツガンダムが 大活躍した場面となりましたが
それも地球連合側が開発した 透明化(ミラージュコロイド)の技術によるものであり
とても皮肉を感じる展開となりました。
アークエンジェル脱出
アークエンジェルはストライクを着艦させ、ギリギリのタイミングでアルテミスを脱出します。
アークエンジェル出航シーンは 明るい曲調のBGMでしたが、
その一方でアルテミスが陥落するという衝撃のシーンとなりました。
またも修羅場を乗り越えたキラでしたが、
自分が裏切り者として扱われていることにショックを感じている模様です。
それにしても・・ 今回のエピソードは 1stガンダムにおける
ルナツーのような流れを思い描いていたので
まさか要塞陥落までするとは思いもしませんでした。
アルテミス司令官は かなり印象が悪かったですが
かといって 要塞にいた兵士達も含め
全滅というのはさすがにショックを受けましたね。
地球軍の軍事要塞 アルテミスに入ったアークエンジェル。
バリア的なものに 守られている要塞ということらしいです。
これで一安心・・と思いきや
仲間のはずなのに銃を突きつけられてしまいます。
キラや 艦長らも拘束されることに。
保安措置として 封鎖させてもらうだけであり
船籍登録が無く 識別コードがないので まだ友軍として認められない~
・・という理屈のようです。
アークエンジェルのクルーたちが 色々、会話もしていましたが
地球連合軍と一口に言っても アークエンジェルが所属する大西洋連邦だけでなく
ユーラシア とかという国?組織?もあり、完全に一枚岩では無いようですね。
このあたりは1stガンダムの 連邦軍より、少し複雑な状況のようです。
拘束する理屈は 一応分かりますが、連れて行かれるムウラを
兵士が 乱暴に小突いていたりと 手荒に扱われているのが気になりますね。
何か、必要以上の敵意が感じられるというか・・。
アルテミス司令官と面会
アルテミス司令官と マリュー、ムウラらが会話。
このシーンでは アルテミス司令官の話の中で
ムウラが過去の戦役で活躍していた事に 触れられていますね。
アルテミス司令官
「ジンを5機おとした君の活躍に我々も すいぶん励まされたものだ。」
なんでも、グリマルディ戦線という戦いにおいて 戦局では敗退したが
かなりの戦果を挙げていたようです。
作中での描かれ方から エースだとは思っていましたが、
ムウラは、予想以上に有名な人だったんですね。
なお、ザフトの船は まだ追ってきている状況ですが
アルテミス司令官は バリアのような能力がある要塞ということで気にしてないようです。
司令官
「アルテミス にとってはどうという事もない
やつらは何もできんよ、そしてやがて去る」
ニコルの提案
ザフト側としては 厄介なところに逃げ込まれたと 困っている様子。
今まで 重要な拠点でもないためザフトも手出しせずにきたとの事ですが
こういう展開になると 確かに厄介な存在ですね。
ここで、ニコルがブリッツガンダムを使うことを提案。
ニコルは ディアッカには臆病者というふうに
思われてるようですが ニコルは優しさから戦闘に
あまり乗り気でない、という感じに受け取れましたね。
ただ、今回のように やる時はやるという意思もあるようです。
ミラージュコロイド能力でブリッツガンダムが透明化し向かう 80分ももつらしい
司令官の尋問
アルテミス側は ストライクの解析をしようとするが
OSにロックがかけられて 解除できず。
アルテミス司令官が アークエンジェルのクルー達にそれを聞きにきます。
ノイマン 「艦長達が言わなかったからですか?それとも聞けなかったからですか?」
本質をズバリ突きつけるノイマン。
キラがガンダムパイロットであることを クルー達は隠そうとしますが、
ここで ミリアリアをパイロットかとカマをかけ 乱暴をするアルテミス司令官。
キラはその作戦に乗ってしまい、自分がパイロットだと 話してしまいます。 しかし・・
「あれは貴様の様なヒヨッコが扱えるようなもんじゃないだろ?ふざけたことをするな!」
アルテミス指揮官は キラの言う事を信じず、乱暴しようとします。
それに抵抗し、投げ飛ばすキラ。
その後の ドタバナタで、フレイが キラがパイロットなのは間違いないと言い、
「だってその子、コーディネイターだもの!」 と、バラしてしまいます。
それにより 司令官らに 連れて行かれるキラ。
バラしたことを を仲間たちに咎められるも、フレイは開き直っている様子。
フレイの幼さというか、あまり考えなしの言動が 際立ってしまったシーンでしたね。
ドタバタした状況が怖くなって、それを解決するために
深く考えずに キラのことをバラしてしまった感じでしょうか。
裏切り者のレッテル
アルテミス司令官は、キラの能力を利用しようします。
アルテミス司令官
「どんな理由でかは知らないが、どうせ同胞を裏切ったんだろ?ならばいろいろと・・」
「地球軍側に付くコーディネイターというのは貴重だよ。
なぁに、心配することはない。君は優遇されるさ・・ユーラシアでもな。」
自分は裏切り者なのか!?という事が キラに強く印象ずけられてしまうシーンでしたね。
ナチュラルとコーディネイターが 争っている世界だけに
コーディネイターなのに ナチュラル側の陣営にいる
キラの立場は 非常に 特異なものとなってしまっているようです。
ブリッツガンダムの奇襲
ザフト艦が引き上げている状態ということで アルテミス要塞は
バリア能力をもつ「カサ」を解除していましたが そのタイミングで
ニコルのブリッツガンダムが潜入します。
そして ニコルは カサの発生装置を破壊していきます。
騒ぎになるアルテミスの隙をついて
拘束されていたクルー達はアークエンジェルに戻ります。
一方、監視された別室にいたムウラ、マリュー、ナタル。
ムウラは芝居をうち 大声で人を呼びます。
「うわぁー!今の爆発で!部屋に亀裂が入った!空気がぁ!」
このへんの ムウラの対応力は さすがという感じですね。
マリューも迫真の演技で それに続きます。
それに対し ナタルは恥ずかしさがあるのが ためらって出来ず・・。
ナタルは いがいと照れ屋の性格なのかもしれませんね。
あとは、とにかく真面目なので 軍関係者を騙すようなことは
どうしても出来なかったのかもしれません。
アルテミス壊滅
アルテミスの損害が増していきます。
この事態に至り、キラはストライクで強行出撃、
アルテミス司令官もそれをしぶしぶ黙認します。
ニコルは それに対し、応戦し
ザフト艦からは イザーク、ディアッカも発進。
裏切り者というレッテルに葛藤しながらも ニコルと戦闘するキラ。
そんな中、アルテミス側の損害も 限界を迎えます。
アルテミス司令官
「何をしている!?船を出せ!このアルテミスがたった1隻の敵にっ!」
次々と撃破されるアルテミス側の戦闘機。
アルテミス司令官たちも 大破した友軍機に突っ込まれて 死亡することになります。
司令官は 若干ですがキャラが立っていたので、1stのワッケインとまではいかなくても
もうちょっと 出てくるのかと思いきや、ほんとうにあっさりと退場してしまいました・・。
しかも、友軍機に突っ込まれてというのが リアルというか、物悲しさがありますね。
ニコルのブリッツガンダムが 大活躍した場面となりましたが
それも地球連合側が開発した 透明化(ミラージュコロイド)の技術によるものであり
とても皮肉を感じる展開となりました。
アークエンジェル脱出
アークエンジェルはストライクを着艦させ、ギリギリのタイミングでアルテミスを脱出します。
アークエンジェル出航シーンは 明るい曲調のBGMでしたが、
その一方でアルテミスが陥落するという衝撃のシーンとなりました。
またも修羅場を乗り越えたキラでしたが、
自分が裏切り者として扱われていることにショックを感じている模様です。
それにしても・・ 今回のエピソードは 1stガンダムにおける
ルナツーのような流れを思い描いていたので
まさか要塞陥落までするとは思いもしませんでした。
アルテミス司令官は かなり印象が悪かったですが
かといって 要塞にいた兵士達も含め
全滅というのはさすがにショックを受けましたね。
機動戦士ガンダムSEED 第5話 フェイズシフトダウン
.
強奪されたガンダム、襲来
デュエル、バスター、ブリッツ、イージスが全て投入され
アークエンジェルに攻撃が仕掛けられます。
マリュー 「奪ったGを全て投入してきたというの・・?」
ショックを受ける アークエンエジェルのクルーたち。
やっと開発ができた、地球側の新兵器が 奪われて、
しかも こちらへ襲ってくる・・。
確かに これは絶望的な状況です。
アスランの説得
アスランは キラに説得を試みます。
アスラン
「お前が何故地球軍に居る?何故ナチュラルの味方をするんだ!?」
キラ
「僕は地球軍じゃない!けどあの船には仲間が…友達が乗ってるんだ!
君こそ!なんでザフトになんか!?なんで戦争したりするんだ!」
ここで、キラとアスランの 初めてしっかりとした 対話が行われた感じですが
やはり平行線で終わってしまいましたね。
別れてから時間が経っていることもあって、お互いの立場の違いに
考えがおいついてこない状況が、伝わってきます。
結局、イザークのデュエルが乱入してきて 説得は中断されます。
まだ、戦闘に不慣れなキラ、イザークのデュエルに苦戦してしまいます。
アスランは迷って、あまり動かないので その点、まだ助かっていましたが・・。
そうこうしてるうちに、ガンダム3機に囲まれてしまうキラ。
今までのキラの戦いを見ていて、ジンなどが相手なら
ミゲル機を撃破したりと 相当強かった印象でしたが
やはり性能の高いガンダム系相手だと そうもいかないんですね。
作品を見る前のイメージで キラはやたら強いという印象もあったんですが
さすがに最初から、そこまで強いというわけじゃ ないみたいです。
ムウラの奇襲攻撃
ムウラ・フラガのメビウス・ゼロは単体で クルーゼ隊の母艦に攻撃を仕掛けます。
クルーゼはそれに 反応して 対応しようとするも、間に合わず かなりの損傷が出た模様。
奇襲が成功し いよっしゃあああああ!と叫んで離脱するムウ。
クルーゼは離脱指示を出します。
機を逃さず アークエンジェル クルーゼの船を追撃し
ヴェサリウスは更に被弾、アスランら ガンダム3機にも撤退命令を出します。
クルーゼが、ええい・・!って言っていましたが
言い回しがあいかわらず、シャアっぽくていいですね。
それにしても キラがまだ戦闘に不慣れな状況で、
ムウラの存在は ほんとに救いですね。
加えて、アークエンジェルの艦長・副長らの戦術も当たって
少ない戦力なのに なんとか耐えているのがすごいですね。
捕獲されるストライク
クルーゼ隊 母艦への攻撃が成功したものの、
キラのストライクは 少し離れてしまっており 戻れないまま
イザークの追撃を受けてしまいます。
にしても イザークの声は テンションが上がってくると
なんかベジータっぽく聞こえてしまうのは、自分だけでしょうか・・。
ここでムウラが キラの危機を伝えられます。
「戻れない?ちぃぃ、あのバカ!」 急いで戻るムウラ。
ストライクは ついにパワーダウンし、フェイズシフト装甲解除・・。
アスランのイージスガンダムはMA形態に変形し ストライクに組み付いて捕獲しようとします。
イザークが激怒するも、アスランは捕獲を強行。
捕獲されたものの 連行されるのは拒否するキラ。
アスラン
「いい加減にしろ!キラ!このまま来るんだ。でないと僕は、
お前を討たなきゃならなくなるんだぞ!
血のバレンタインで母も死んだ。 ボクは!
ここでムウラの攻撃がアスランに当たり、捕獲状態から救い出します。
ガンダム4機が撤退
アークエンジェルがランチャーを射出するも
受け取る直前に イザークにロックされ 狙われてしまいます。
だめか!?と思いきや、ギリギリで装着成功!
いい演出ですね~。
ランチャーの攻撃で イザーク機の片腕を破壊し
不利な状況ということで アスランが撤退を判断。
ザフト側のガンダム4機が撤退します。
最後に、キラも見せ場を作ってくれた感じでしたが
今回はアスランに 迷いがあったため
アークエンジェル側的には かなり助かった印象でしたね。
ガンダム4機が撤退
母艦に帰還したザフト4人組ですが
アスランを責める イザークとティアッカ。
それを止めるニコル。
イザーク 「貴様!どういうつもりだ!お前があそこで余計な真似をしなければっ!」
ディアッカ 「とんだ失態だよ。あんたの命令無視のおかげで。」
ニコル 「…あ!何やってるんですか!止めて下さい!こんなところで!」
イザーク 「4機でかかったんだぞ!それで仕留められなかった…こんな屈辱があるか!」
ニコル 「だからといって、ここでアスランを責めても仕方ないでしょ!」
ニコル 「アスラン…貴方らしくないとは僕も思います。でも…」
アスラン 「今は放っておいてくれないか、ニコル・・。 くっ!キラ・・・・」
というふうに、かばってくれたニコルにも
中々言葉をかけられないほど アスランは落ち込んでいるようです。
ニコル以外の、二人はわりと性格がきつめで
アスランの立場的には きつそうですね。
一方で、アスランが作戦失敗の原因を作ったので
イザーク側の気持ちも分かりますが・・。
ガンダム4機が撤退
アークエンジェルに 帰還したものの ストライクから中々降りてこないキラ。
ムウラ
「もう終わったんだ。ほら、もう、とっとと出てこいよ。
お前も俺も死ななかった、船も無事だ。上出来だったぜ。」
キラは、すこし気が抜けた様子になっていましたね。
精神状態は大丈夫でしょうか・・。
そして居住区では、フレイがサイに 怖かった~と言って抱きつくシーンもありました。
戦闘中でも ずっと怯えていたので、不安が爆発していますね。
一方、クルーゼには ヘリオポリス崩壊の件で
本国への出頭命令が出たようです。
これでアークエンジェルも 一息つけるようになるでしょうか?
アルテミスへ
アルテミスへの入港が許可されたアークエンジェル。
アルテミスは なんかバリアっぽい設備があるようで
小さい要塞みたいですが、かなり安全そうな場所ですね。
SEEDの世界には こういう技術もあるんですねー!
ここで ムウラがキラに、ストライクをロックしておくように耳打ち。
どういうことなのでしょうか。
そしてアルテミスに入港後、ムウラの予感が当たってしまったのか
アルテミス側の手勢がやってきて
アークエンジェルのクルーたちに 銃を向けてきます。
来るタイミング的には 1stガンダムのルナツー的なポジションだと思いますが
ルナツーの時以上に 不穏な気配が漂っていますね。
強奪されたガンダム、襲来
デュエル、バスター、ブリッツ、イージスが全て投入され
アークエンジェルに攻撃が仕掛けられます。
マリュー 「奪ったGを全て投入してきたというの・・?」
ショックを受ける アークエンエジェルのクルーたち。
やっと開発ができた、地球側の新兵器が 奪われて、
しかも こちらへ襲ってくる・・。
確かに これは絶望的な状況です。
アスランの説得
アスランは キラに説得を試みます。
アスラン
「お前が何故地球軍に居る?何故ナチュラルの味方をするんだ!?」
キラ
「僕は地球軍じゃない!けどあの船には仲間が…友達が乗ってるんだ!
君こそ!なんでザフトになんか!?なんで戦争したりするんだ!」
ここで、キラとアスランの 初めてしっかりとした 対話が行われた感じですが
やはり平行線で終わってしまいましたね。
別れてから時間が経っていることもあって、お互いの立場の違いに
考えがおいついてこない状況が、伝わってきます。
結局、イザークのデュエルが乱入してきて 説得は中断されます。
まだ、戦闘に不慣れなキラ、イザークのデュエルに苦戦してしまいます。
アスランは迷って、あまり動かないので その点、まだ助かっていましたが・・。
そうこうしてるうちに、ガンダム3機に囲まれてしまうキラ。
今までのキラの戦いを見ていて、ジンなどが相手なら
ミゲル機を撃破したりと 相当強かった印象でしたが
やはり性能の高いガンダム系相手だと そうもいかないんですね。
作品を見る前のイメージで キラはやたら強いという印象もあったんですが
さすがに最初から、そこまで強いというわけじゃ ないみたいです。
ムウラの奇襲攻撃
ムウラ・フラガのメビウス・ゼロは単体で クルーゼ隊の母艦に攻撃を仕掛けます。
クルーゼはそれに 反応して 対応しようとするも、間に合わず かなりの損傷が出た模様。
奇襲が成功し いよっしゃあああああ!と叫んで離脱するムウ。
クルーゼは離脱指示を出します。
機を逃さず アークエンジェル クルーゼの船を追撃し
ヴェサリウスは更に被弾、アスランら ガンダム3機にも撤退命令を出します。
クルーゼが、ええい・・!って言っていましたが
言い回しがあいかわらず、シャアっぽくていいですね。
それにしても キラがまだ戦闘に不慣れな状況で、
ムウラの存在は ほんとに救いですね。
加えて、アークエンジェルの艦長・副長らの戦術も当たって
少ない戦力なのに なんとか耐えているのがすごいですね。
捕獲されるストライク
クルーゼ隊 母艦への攻撃が成功したものの、
キラのストライクは 少し離れてしまっており 戻れないまま
イザークの追撃を受けてしまいます。
にしても イザークの声は テンションが上がってくると
なんかベジータっぽく聞こえてしまうのは、自分だけでしょうか・・。
ここでムウラが キラの危機を伝えられます。
「戻れない?ちぃぃ、あのバカ!」 急いで戻るムウラ。
ストライクは ついにパワーダウンし、フェイズシフト装甲解除・・。
アスランのイージスガンダムはMA形態に変形し ストライクに組み付いて捕獲しようとします。
イザークが激怒するも、アスランは捕獲を強行。
捕獲されたものの 連行されるのは拒否するキラ。
アスラン
「いい加減にしろ!キラ!このまま来るんだ。でないと僕は、
お前を討たなきゃならなくなるんだぞ!
血のバレンタインで母も死んだ。 ボクは!
ここでムウラの攻撃がアスランに当たり、捕獲状態から救い出します。
ガンダム4機が撤退
アークエンジェルがランチャーを射出するも
受け取る直前に イザークにロックされ 狙われてしまいます。
だめか!?と思いきや、ギリギリで装着成功!
いい演出ですね~。
ランチャーの攻撃で イザーク機の片腕を破壊し
不利な状況ということで アスランが撤退を判断。
ザフト側のガンダム4機が撤退します。
最後に、キラも見せ場を作ってくれた感じでしたが
今回はアスランに 迷いがあったため
アークエンジェル側的には かなり助かった印象でしたね。
ガンダム4機が撤退
母艦に帰還したザフト4人組ですが
アスランを責める イザークとティアッカ。
それを止めるニコル。
イザーク 「貴様!どういうつもりだ!お前があそこで余計な真似をしなければっ!」
ディアッカ 「とんだ失態だよ。あんたの命令無視のおかげで。」
ニコル 「…あ!何やってるんですか!止めて下さい!こんなところで!」
イザーク 「4機でかかったんだぞ!それで仕留められなかった…こんな屈辱があるか!」
ニコル 「だからといって、ここでアスランを責めても仕方ないでしょ!」
ニコル 「アスラン…貴方らしくないとは僕も思います。でも…」
アスラン 「今は放っておいてくれないか、ニコル・・。 くっ!キラ・・・・」
というふうに、かばってくれたニコルにも
中々言葉をかけられないほど アスランは落ち込んでいるようです。
ニコル以外の、二人はわりと性格がきつめで
アスランの立場的には きつそうですね。
一方で、アスランが作戦失敗の原因を作ったので
イザーク側の気持ちも分かりますが・・。
ガンダム4機が撤退
アークエンジェルに 帰還したものの ストライクから中々降りてこないキラ。
ムウラ
「もう終わったんだ。ほら、もう、とっとと出てこいよ。
お前も俺も死ななかった、船も無事だ。上出来だったぜ。」
キラは、すこし気が抜けた様子になっていましたね。
精神状態は大丈夫でしょうか・・。
そして居住区では、フレイがサイに 怖かった~と言って抱きつくシーンもありました。
戦闘中でも ずっと怯えていたので、不安が爆発していますね。
一方、クルーゼには ヘリオポリス崩壊の件で
本国への出頭命令が出たようです。
これでアークエンジェルも 一息つけるようになるでしょうか?
アルテミスへ
アルテミスへの入港が許可されたアークエンジェル。
アルテミスは なんかバリアっぽい設備があるようで
小さい要塞みたいですが、かなり安全そうな場所ですね。
SEEDの世界には こういう技術もあるんですねー!
ここで ムウラがキラに、ストライクをロックしておくように耳打ち。
どういうことなのでしょうか。
そしてアルテミスに入港後、ムウラの予感が当たってしまったのか
アルテミス側の手勢がやってきて
アークエンジェルのクルーたちに 銃を向けてきます。
来るタイミング的には 1stガンダムのルナツー的なポジションだと思いますが
ルナツーの時以上に 不穏な気配が漂っていますね。
機動戦士ガンダムSEED 第4話 サイレントラン
.
救命ポッド回収
キラ達が住んでいたコロニー ヘリオポリスが崩壊したシーンからスタートです。
呆然としながらも コロニーにいた親を心配するキラ。
住んでいた人たちが どうなったのか気になりますね。
キラは 宙域を漂っていた 救命ポッドを見つけて
アークエンジェルへと誘導してきます。
ナタルは受け入れを拒否しようとするも、
艦長のマリューは もめて時間を使いたくないから~とそれを許可。
ヘリオポリス内で キラ達へ対し 威嚇射撃をしたシーンでは
相当厳しい人物なのかと思いきや、そうでもないみたいです。
対するナタルは不満げにしており、性格の違いが浮き彫りになっていました。
厳しい状況下で ムウラ・フラガは現実主義者なのか、
投降することにも 言及するも、マリューは受け入れず。
ナタルの具申により とりあえずは
地球軍側の要塞、アルテミスが比較的近くにあるので
そこに入り、補給を受ける方針となりました。
救助されたフレイ
脱出ポッドに乗っていたのは コロニー内でも先ほど会っていたフレイでした。
フレイは助けられたことを感謝し、キラに抱きついてきます。
フレイのことを 前から気になっていたキラとしては
当然、嬉しかったと思いますが・・。
そのしばらく後のシーンでは
彼氏?のサイ・アーガイルに対して 抱きつくフレイ。
キラは やっぱフレイは サイが好きなんだな・・と 寂しそうな顔をしていましたね~。
こうゆうのって、最初から 距離があり 無理なんだな~と思っているままよりも
今回のように、片思いの人に 感謝されて抱きつかれる、みたいな出来事があって
もしかしてまだチャンスがあるのかな?という気分のあと やっぱ恋人と仲良くするのを目撃し、
いわば 上げて落とされるみたいな感じになると 精神的なダメージが大きくなるように思います。
フレイにかんしては、アークエンジェルがザフト艦に追跡されていることを知り、
救助されたことに 不満げにするシーンもありました。
わりと、悪い言い方をすると わがまま系?というか、
感情に忠実なタイプのキャラクターなのでしょか?
ムウラがキラを説得
さて、アークエンジェル側としては キラにガンダムを使ってもらうしか
現実的にはしょうがないという流れには 前回なっていましたが・・
ムウラがキラに機体の整備をするように、やさしく言い聞かせてきます。
「今、このカンを守れるのは オレとお前だけなんだぜ」
「君はできるだけの力をもっているだろう?なら、できることをやれよ」
ムウラの言っていることは、なんか胸にスッと入ってくるんですよね。
言い方としても 厳しすぎず、優しすぎず 絶妙な加減だと思いました。
ただ、キラに責任感を植えつけてしまうという 危惧もあるにはありましたが・・。
ザフト側の動き
ザフト側では クルーゼやアスランのシーンが幾つかありました
まず 中立国のコロニーだった、ヘリオポリス崩壊について、
クルーゼは 住民のほとんどは脱出しているため、さして問題ないと考えているようです。
「血のバレンタインの悲劇に比べれば・・」 という一言もありましたが
これも、この先 明からになってきそうですね。
アスランは 仲間だったラスティ・ミゲルの戦死を気にしているようです。
ラスティについてはかなり出番が少なかったですが、
アスランにとっては 仲間として、一定の思い入れがあったようですね。
あとは 前回 アスランが命令違反をして
イージスガンダムで出撃したので その件でクルーゼに呼び出されます。
クルーゼいわく、懲罰は無いが、話はきいておきたい、との事。
アスランは正直に 月の幼年学校で友人だったキラが
本当にヘリオポリスに いたのかどうか、
それを確かめたくて出撃した~と返答。
その上で、キラはナチュラルにいいように使われている、だから説得したい。
聞き入れないときは 私が撃ちます~とクルーゼに宣言しました。
今後、二人が戦うことになれば かなり激しく激突しそうですね・・。
ムウラがキラを説得
そして敵艦に気づかれたアークエンジェル。
ムウラ 「おい!2番のデータと、宙域図、こっちに出してくれ」
ナタル 「なにか策が?」
ムウラ 「それは、これから考えるんだよ」
ここのムウさんが なんかやけに和やかな表情で返答しており、クスッときてしまいました。
ほんとにムードメーカーという感じで、良いキャラクターですね。
自分の感覚的には CCA時代のアムロ と スレッガー・ロウを足して2で割った感じですかね。
エースパイロット成分と、ムードメーカー成分が絶妙に配分されてる印象です。
さて、キラのほうですが ガンダムに乗って戦うかどうか まだ迷っている様子。
そこに キラの友達らがやってきて アークエンジェルの戦闘を手伝う事を決めたと告げます。
さきほどのムウラの言葉、「君はできるだけの力をもっているだろう?なら、できることをやれよ」
・・というのは、キラより先に 友達のほうを動かしてしまったようです。
グッとくるシーンではありましたが、キラ自身が・・というより
周りに流される形での決断にはなりましたね。
ともかく戦うことを決意したキラは パイロットスーツに着替えます。
青と白のツートンが かなり似合っていますね!
出撃前のムウさんの言葉。
「意味もなく戦いたがる奴なんざ、そうは居ない。 戦わなきゃ、守れねぇから、戦うんだ」
・・これも、キラの戦う理由を作る一言になってきそうですね。
そういえば、ミリアリアがオペレーターになっていていました。
これから立場上、ミリアとキラの掛け合いも増えてくるのでしょうか。
救命ポッド回収
キラ達が住んでいたコロニー ヘリオポリスが崩壊したシーンからスタートです。
呆然としながらも コロニーにいた親を心配するキラ。
住んでいた人たちが どうなったのか気になりますね。
キラは 宙域を漂っていた 救命ポッドを見つけて
アークエンジェルへと誘導してきます。
ナタルは受け入れを拒否しようとするも、
艦長のマリューは もめて時間を使いたくないから~とそれを許可。
ヘリオポリス内で キラ達へ対し 威嚇射撃をしたシーンでは
相当厳しい人物なのかと思いきや、そうでもないみたいです。
対するナタルは不満げにしており、性格の違いが浮き彫りになっていました。
厳しい状況下で ムウラ・フラガは現実主義者なのか、
投降することにも 言及するも、マリューは受け入れず。
ナタルの具申により とりあえずは
地球軍側の要塞、アルテミスが比較的近くにあるので
そこに入り、補給を受ける方針となりました。
救助されたフレイ
脱出ポッドに乗っていたのは コロニー内でも先ほど会っていたフレイでした。
フレイは助けられたことを感謝し、キラに抱きついてきます。
フレイのことを 前から気になっていたキラとしては
当然、嬉しかったと思いますが・・。
そのしばらく後のシーンでは
彼氏?のサイ・アーガイルに対して 抱きつくフレイ。
キラは やっぱフレイは サイが好きなんだな・・と 寂しそうな顔をしていましたね~。
こうゆうのって、最初から 距離があり 無理なんだな~と思っているままよりも
今回のように、片思いの人に 感謝されて抱きつかれる、みたいな出来事があって
もしかしてまだチャンスがあるのかな?という気分のあと やっぱ恋人と仲良くするのを目撃し、
いわば 上げて落とされるみたいな感じになると 精神的なダメージが大きくなるように思います。
フレイにかんしては、アークエンジェルがザフト艦に追跡されていることを知り、
救助されたことに 不満げにするシーンもありました。
わりと、悪い言い方をすると わがまま系?というか、
感情に忠実なタイプのキャラクターなのでしょか?
ムウラがキラを説得
さて、アークエンジェル側としては キラにガンダムを使ってもらうしか
現実的にはしょうがないという流れには 前回なっていましたが・・
ムウラがキラに機体の整備をするように、やさしく言い聞かせてきます。
「今、このカンを守れるのは オレとお前だけなんだぜ」
「君はできるだけの力をもっているだろう?なら、できることをやれよ」
ムウラの言っていることは、なんか胸にスッと入ってくるんですよね。
言い方としても 厳しすぎず、優しすぎず 絶妙な加減だと思いました。
ただ、キラに責任感を植えつけてしまうという 危惧もあるにはありましたが・・。
ザフト側の動き
ザフト側では クルーゼやアスランのシーンが幾つかありました
まず 中立国のコロニーだった、ヘリオポリス崩壊について、
クルーゼは 住民のほとんどは脱出しているため、さして問題ないと考えているようです。
「血のバレンタインの悲劇に比べれば・・」 という一言もありましたが
これも、この先 明からになってきそうですね。
アスランは 仲間だったラスティ・ミゲルの戦死を気にしているようです。
ラスティについてはかなり出番が少なかったですが、
アスランにとっては 仲間として、一定の思い入れがあったようですね。
あとは 前回 アスランが命令違反をして
イージスガンダムで出撃したので その件でクルーゼに呼び出されます。
クルーゼいわく、懲罰は無いが、話はきいておきたい、との事。
アスランは正直に 月の幼年学校で友人だったキラが
本当にヘリオポリスに いたのかどうか、
それを確かめたくて出撃した~と返答。
その上で、キラはナチュラルにいいように使われている、だから説得したい。
聞き入れないときは 私が撃ちます~とクルーゼに宣言しました。
今後、二人が戦うことになれば かなり激しく激突しそうですね・・。
ムウラがキラを説得
そして敵艦に気づかれたアークエンジェル。
ムウラ 「おい!2番のデータと、宙域図、こっちに出してくれ」
ナタル 「なにか策が?」
ムウラ 「それは、これから考えるんだよ」
ここのムウさんが なんかやけに和やかな表情で返答しており、クスッときてしまいました。
ほんとにムードメーカーという感じで、良いキャラクターですね。
自分の感覚的には CCA時代のアムロ と スレッガー・ロウを足して2で割った感じですかね。
エースパイロット成分と、ムードメーカー成分が絶妙に配分されてる印象です。
さて、キラのほうですが ガンダムに乗って戦うかどうか まだ迷っている様子。
そこに キラの友達らがやってきて アークエンジェルの戦闘を手伝う事を決めたと告げます。
さきほどのムウラの言葉、「君はできるだけの力をもっているだろう?なら、できることをやれよ」
・・というのは、キラより先に 友達のほうを動かしてしまったようです。
グッとくるシーンではありましたが、キラ自身が・・というより
周りに流される形での決断にはなりましたね。
ともかく戦うことを決意したキラは パイロットスーツに着替えます。
青と白のツートンが かなり似合っていますね!
出撃前のムウさんの言葉。
「意味もなく戦いたがる奴なんざ、そうは居ない。 戦わなきゃ、守れねぇから、戦うんだ」
・・これも、キラの戦う理由を作る一言になってきそうですね。
そういえば、ミリアリアがオペレーターになっていていました。
これから立場上、ミリアとキラの掛け合いも増えてくるのでしょうか。