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戦略アクション
ターン制シミュレーションゲーム、ファミコンウォーズの世界観を引き継いでいるゲームですが
内容としては リアルタイムのアクション要素を導入した 全くの別物となっています。
ファミコンウォーズシリーズの別ジャンル、番外編的な作品と捉えたら 一番分かりやすいと思います。
味方への攻撃・待機・移動指示などを出して ミッションをうまく進めていくというゲームで、
自分でユニットを操作することにより 更に戦局を有利にすることも可能となっています。
元シリーズにあった ユニットの生産等 シミュレーションゲームの定番要素は廃止されていて
いわゆる面クリア型のアクションゲームとなっています。
コミカルな世界観
戦争を扱っているゲームは 雰囲気的にどうしても重くなってしまいますが
このゲームは ファミコンウォーズシリーズの世界観を踏襲しつつ アメリカのCGアニメチックな
キャラクターが ムービーで色々なやり取りをするなど
戦争物ゲームとしては 他に中々ない「緩さ」を持っています。
そのおかげで あまり雰囲気の重いゲームは・・という方でも
わりと気軽に触れることができるのではないかなぁ、と思います。
また、元のシミュレーションのファミコンウォーズシリーズを詳しくは知らないので
確信を持っては言えないですが 元のシリーズに無かったような ファンタジー的な要素も多少あります。
試行錯誤が必要になる厳しめの難易度
難易度の面では 本作はいわゆる 覚えゲーで、何回も失敗しながら
改善点を見つけていく というタイプのゲームです。
まぁ 理不尽な難易度 というほどの物では無く あるていどのラインには収まっていると感じましたが。
アクション部分に関しては どちらかといえばシンプル気味ですが
それをこなしながら 味方への指示を出さなければ ミッションはスムーズに運ばないので
アクション+操作指示で ミッション中は相当忙しくなるところも大変です。
それと 操作性の面で 味方部隊への移動指示を的確に出すのに 少し慣れが必要だったり
敵、味方共にロックオンできてしまうので なかなか とっさに
思い通りのロックオンが出来ない、という厄介な点も存在しています。
Sランク・クリアを目指して戦略を組み立てる
本作では ミッションクリア時に S、A、B、Cなどのランク評価がされるので
それがこのゲームの やりこみ要素となっています。
ミッションによっては 適当にやってもクリアできる物もありますが
いいランクを出すためには ミッションの展開に応じた 各ユニットの配置など
試行錯誤しながら 自分なりのミッション進行順序を考えていくことになります。
それをいかにうまく 操作上で実践できるかという部分もあり
そこが このゲームの 難しさであり 楽しさでもあると思います。
まとめ
個人的に、このゲームを購入した理由としては
戦略要素+アクションの融合という 他にあまり見ないタイプのゲームだったので
類似したゲームはあまり無さそうだから やってみるかな、という理由でした。
実際遊んでみると 見た目の軽さとは裏腹な 難易度の高さになっており驚きました。
世界観は緩いので 見た目での とっつきは良いですが
シビアな難易度設定なので あるていど人を選ぶゲームになっているという気がします。
戦略アクションという部分では 操作が難しい部分もありましたが 期待通りの出来という印象でした。
前述にもありましたが やりこみ要素が良いランクを狙って いい攻略手順を組み立てるという内容なので
見かけによらずにストイックな面もあり そういうゲームが好きな方には合っているかと思います。
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