64魂

ロクヨンだましい

消防団の概要 




初めに

過疎地域の消防団について 問題提起していきたいと思ったので
このブログのテーマからは随分とそれますが
私が現在所属している消防部の状況などを書いていきたいと思います。

(なお、市等への要望メール等は既に送ったりしています)

しかし、そもそも消防団とは何なのかご存知でない方もおられると思うので
この記事ではまず 消防団がどういう組織であるかについて見ていきたいと思います。



消防団とは?

まず消防団についてご存知でない方向けに説明をしますと
消防団は 一応 非常勤の地方公務員という立場となっており
地元周辺の災害対応・防災啓発・ポンプ車など設備の点検などを行っています。

しかし実際は 操法競技会への練習や 部隊訓練の練習 等
本来の防災訓練から少しそれた部分の負担が むしろ高い面もあります。



活動内容の詳細は?

個人的に 11年ほどやってきて
行った災害対応としては 火災が起こって出動したのが5回、
豪雨で ある区画の水位が上がったのでポンプで4時間ほど放水作業、
水難事故捜索1回、地震・悪天候時の警戒・パトロール

通常の活動としては 月2回、19時-21時の夜警
ポンプ車の点検・維持作業、冬季の消防団施設・消火栓付近の除雪作業
操法競技会にむけての訓練とその参加、各種研修・各種会議・火災想定訓練などがあります。

ちなみに一例としまして、
私が11年在籍してきた中での災害対応への参加を挙げてみると・・

火災 5件
増水対応 2件     (豪雨である区画が増水し ポンプを使って水位を下げる作業を4時間ほど行いました)
水難事故捜索 1件
地震・悪天候時に要請されたパトロール 約10件くらい

・・・というような感じです。




消防団へは どんな方法で入団している?

詳しい法律は知りませんが 18歳ごろから 男性・女性どちらも 任意に入団することができます。
特に試験等があるわけではありませんので、ほぼ100%入れます。
ただ ご自分で入団しようという方は 知る限りは稀かなと思います。
だいたいは現役の消防団員が勧誘活動をし、それに応じて入団という例が多いと思います。

人が少ない地域では 消防団加入のローカルルールがある場所もあります。
私の地元の話になりますが 男性のみ 20歳ぐらいになったら 半強制的に消防団に入団することになり
うちの集落では 約20年ほど在籍する必要があります。

親から聞いた話では 昔は女性だけの婦人消防部というものがあり
女性もポンプをかける練習等していたようですが現在では その組織は無くなっています。



ここまで、消防団についての概要を見てきました。
次の記事では 気になる方もいると思われる、
消防団の報酬について一通り書いていこうかと思います。  



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