.
今日は昼から、消防団の維持に向けての提案や
問題の把握をするための ヒアリング、聞き取り調査がありました。
自分は ちょうど集落の消防部 部長をやっているので出席してきたんですが
時間が 短めだったわりには中々、内容が濃かったかな、と思いました。
市の方も、ちゃんと耳を傾けてくれてくださっており 意気込みは伝わりました。
現状の消防団活動が 人が少ないために 負担が高すぎる面があったので
市のほうにメールでの意見を たまに送ったりはしていましたが
今回、対面での聞き取り調査ということで
厳しい現状を 色々と伝えさせてもらいました。
人数が少ない上、遠方での勤務など 都合上
操法選手の練習に参加できない方も多く
一部の人間に 選手が偏ってしまう状況など、色々・・
たとえば、自分は10数年、消防団で活動していますが
その中で 半分以上の年は、操法選手をやっています。
これは、自分でやりたくてやっている という方を除けば
かなり多い数字ではないかと思います。
そういった事もある現状を把握してもらいたかったので
具体的な数字も出して 伝えさせてもらいました。
ちょっと話は逸れますが・・ 個人的な考えを述べますと、
あくまで私の感覚になりますが 日本人、特に日本の 年配の男性には
昔ながらの沈黙が美徳 という概念が まだまだ根強く残っているように思います。
例えば 少し前の、小室さんの騒動で 小室さんが、ご自身やケイコさんの近況を
色々と述べられていましたが その事に、否定的な立場を取っていたのは
比率的には 年配の男性が多かったように思われます。
(木村太郎さん、ビートたけしさんなど )
その意見自体については 賛否両方ある部分だとは思います。
ただ自分から見ると、男は内々のことを外に向けて あまり言うべきでない~
という考え方が、そういった意見が出てくるような、背景にあるようには見えました。
世間一般に浸透している考え方についても・・
某コンビニチェーンのCMで 女優さんが 喋りながら食べていたベテラン俳優さんに
「男は黙って食べましょう」と言って、ベテラン俳優さんが それに従うシーンがありましたが
そのような全国展開するような有名企業としても、男は黙って云々
・・という発想が強く残っているという事だと思います。
もともと日本は 性別への区別意識が強い国だとは思いますが
それが、男女共に ある面では開放されつつも
別の面では ほぼそのまま残されている面もあると感じています。
女性は家事・育児をすべき 男性は大黒柱の役割を果たすべき・・
などそういった性別区別、あるいは差別をして役割を推奨する概念です。
話を戻しますが、沈黙は金、我慢強くあることが美徳という概念は
一見 いかにも日本風で 単に良いことのようにも思えます。
ただ、逆を言えばその我慢強さが 過疎地・消防団の現況のように 厳しい状況を
長引かせる結果を招いているという面もあると考えています。
なので、わりと自分は 思ったことは率直に
自治体やTV番組、企業等に対しても メールで
意見を伝えたりしていこうと心がけています。