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キラとラクスが対面
回収した救命ポッドから ラクスが降りてきた場面からスタートです。
無重力なので そのまま飛んでいきそうなラクスをおさえるキラ。
この時、ほおを赤らめていたキラですが
二人はどういう関係になっていくか 注目したいですね、
ラクスは アスランの婚約者ということで そこらへんがネックではありますが。
ラクスのキャラクターとしては ほんわか系?といった感じでしたね。
敵側の戦艦であることが分かっても
「まぁ、これはザフトの船ではありませんのね?」 ・・ と、わりと堂々と構えており、
アークエンジェル クルー側が
「はい?」 と逆に困惑しているのが面白かったですね。
不思議なキャラクター、ラクス
ラクスは救助された事に対し、丁重に礼を言った上で
自身がプラント議長の娘であるということまで 明かしてしまいます。
ムウラとマリューはそれを まともに取り合っていない様子。
ラクスに 全く緊張感が見られないことから そういう対応になるのも当然ですね、これは・・。
なんとうか ラクスの つかみどころの無いキャラクターっぷりが すごいです。
ふわふわとして、何を考えているか分からない人ですね。
それと、ラクスは ユニウス7慰霊のため調査にやってきたが
地球軍の船と いさかいになり 自分は脱出させられたので 救命ポッドに乗っていたとの事。
ラクスの乗っていたザフト船がどうなったかは分からず、心配はしているようです。
パトリックの思惑
プラントに帰国しているアスランのシーンがありました。
シャワーを浴びるなど つかのまの休息を取るアスランでしたが
その際、 ラクスが行方不明になった件を知ります。
(ニュース)
繰り返しお伝えします。追悼一年式典の慰霊団派遣準備のため、
ユニウス7へ向かっていた視察船、シルバーウインドが、昨夜消息を絶ちました。
そして、上司クルーゼから ヴェサリウスで ラクス捜索に向かうことを告げられます。
これには アスランは懐疑的な模様。
消息不明のラクスを心配はしているようですが、
ヴェサリウスを使うという事に対しての疑問でしょうか。
それに対しクルーゼ。
「おいおい、冷たい男だな君は。無論我々は、彼女の捜索に向かうのさ」
「公表はされてないが、既に捜索に向かった、ユン・ロー隊の偵察型ジンも戻らんのだ」
アスランの父、パトリック・ザラからも ラクス捜索について改めて頼まれます。
パトリックの話ぶりからすると、ラクス本人の心配というよりかは
政治的な面での アスランの立場、ラクスの影響力を考えているようです。
アスラン 「彼女を助けてヒーローのように戻れと言うことですか?」
クルーゼ 「もしくはその亡骸を号泣しながら抱いて戻れ、かな」
アスラン 「え!?」
クルーゼ 「どちらにしろ、君が行かなくては話にならないとお考えなのさ、ザラ委員長は。」
偵察型ジンがいた理由
ユニウス7付近を航行中ということで
ラクスは犠牲者に祈りを捧げているようです。
元気が無さそうに見えたのか 「オマエ ゲンキカ?」などと声をかけるハロ。
キラは 前回、撃墜した偵察型ジンが
ラクスを探しにきてきたと だいたい感ずいてきたようです。
偵察型ジンは ラクス捜索中に、キラのストライクとばったり出会ってしまい
撃墜されたとなると・・ いたたまれないですね。
キラの側も ユニウス7への慰霊の気持ち、
それでなくても出来れば戦いたくないわけで
改めて 不幸な遭遇だったんだなぁ、と思います。
ラクスを警戒するフレイ
ラクスのもとに フレイが食事を持っていって~という話になりましたが・・
コーディネイターへの恐れから怖がり、嫌がるフレイ。
フレイ 「私はやーよ!コーディネイターの子のところに行くなんて。怖くって・・」
そのフレイの言葉に またショックを受けるキラ。
前に一応、和解はしている二人ですが フレイの気持ち自体は変わってないので
こうゆうシーンはこれからもありそうですね。
キラはフレイのことを片思いということもあり、こういった言葉は
ボディブローのように 効いてしまいそうです・・。
で、ラクスが強かったらどうするの?みたいな話の中で
「まぁ!誰が凄く強いんですの?」 と、話に割って入ってくるラクス。
友好的に接しようとするラクスですが・・
フレイ
「冗談じゃないわ、なんで私があんたなんかと握手しなきゃなんないのよ!」
「コーディネイターのくせに!馴れ馴れしくしないで!」
と、言い放ち 握手も拒絶してしまいます。
フレイの上記発言では ラクスがというより、キラ側が かなりのショックを受けてしまいました。
一方、アークエンジェルブリッジでは マリューが ラクスには
いくら利用価値があると言っても 民間人のあんな少女を巻きこみたくない~と話します。
そこにナタルからの厳しい指摘が。
「そうおっしゃるなら。彼らは?こうして操艦に協力し、
戦場で戦ってきた彼らだって、まだ子供の民間人ですよ」
ナタルは そのうで、クライン議長の娘ということで ただの民間人ではないのです~
・・とマリューへ言い聞かせていました。
なんか この一連の場面では、コーディネイターをどう捉えるのか、民間人とどう関わるか、
そういった部分での ジレンマが浮かび上がってきていましたね。
ラクスの言葉
コーディネイターへの激しい反発に カズイは、フレイはブルーコスモス?と聞きます。
フレイは それは否定しましたが、ブルーコスモスの考え方は正しい~と返答します。
ブルーコスモスという単語は、今回始めて出た気がしますが
なんらかの考え方、あるいは組織なのでしょうか。
さて ラクスは フレイから離れていたほうがいいということで
キラにより自室へ案内されていました。
ラクス 「貴方は優しいんですのね!ありがとう」
キラ 「僕は!・・僕も・・コーディネイターですから・・」
ラクス 「そうですか。でも貴方が優しいのは、貴方だからでしょう?」
コーディネイターということで、色眼鏡で見られる事が多く
今回はフレイから無自覚とはいえ 精神攻撃を受けていたりした キラですが
ラクスの この言葉って相当 助けになるものなんじゃないかな?って思いますね。
コーデーィネイターではあるけど、だとしても自分は 自分。
属性云々で そりゃあ傾向はあっても、それによって自分を決め付けられることは無いのですよ~
・・というようなメッセージを感じましたね。
属性による疑心暗鬼
ラクスとの会話を終えて、部屋から出てくるキラ。
ラクスの歌を聴いていたサイは とキラに話しかけます。
「あの子が歌ってるのか?綺麗な声だなー」
「でもやっぱ、それも遺伝子弄って、そうなったもんなのかな?」
と、ちょっとキラにとっては ショックな発言が飛び出します。
確かに 遺伝子操作で 影響はあったかもしれない、
けども もともとの才能かもしれないので ここらへんは微妙ですが。
サイは 普段は、気遣いのできる人なので あまり気になる発言は少ないですが
そういう人物でも 属性の隔たりがあると、無意識のうちに
人を落ち込ませる発言をすることもある、そういう描写のように思いました。
さきほどのフレイのように コーディネイターへの激しい対応は
ほかの学生クルー達は 反対しているとはいえ
とくにカズイなどは 無自覚の嫉妬というか、キラと自分達との格差を感じてもいるようです。
フレイだけが極端だとは言っても みな少なからず
属性が異なることによる 疑心暗鬼というようなものは あるみたいですね。
友軍からの暗号
ここまで孤軍奮闘状態だったアークエンジェルですが
地球軍第8艦隊からの暗号パルスを受信します。
どうやら友軍が こちらを探しているようで、クルーたちに安堵の色が出ます。
しかも、友軍の先遣隊には フレイの父が同乗しているようです。
サイが気を利かせて フレイの事を伝えてくれたようで、フレイも喜んでいます。
しかし、クルーゼ側も こちらを追っているようですし
安定した状況に入るには ちょっとまだ早すぎるんですよね。
次回予告も不穏ですし 嫌な予感しかしない状況です・・。