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楽観と緊張
友軍の先遣隊が近づいてきているということで、
楽観ムードが漂いつつあるアークエンジェル内。
フレイが下着姿で顔パックしていたり、ミリアのシャワーシーンなどもありました。
フレイについては 父親が事務次官で 先遣隊に乗船しているため
パックして 見た目に気を使っているようですね。
その中でキラは、ガンダム内で システムの調整。
整備員のマードックに茶化されたりもしてましたが
ガンダムを動かせるのは キラだけなので、何かあった時のために
油断は出来ないんだっていう 緊張感をキラは持ち続けてしましたね。
この場面は キラとフレイの対比が際立っていた気がします。
ここでラクスの歌が挿入され アークエンジェル艦内の様子が流れます。
ムウラが仮眠しているシーンなどがありました。
先遣隊の危機
ここで友軍の艦艇が クルーゼに発見されてしまいます。
ラクス捜索をあとまわしにして、仕掛けるというクルーゼ。不満げなアスラン。
先遣隊の艦長は アークエンジェルへ反転離脱せよと打電しますが
フレイの父 ジョージは反発します。
ジョージ・アルスター 「合流しなくてはここまで来た意味がないではないか!」
艦長 「あの艦が落とされるようなことになったら、もっと意味がないでしょう!」
先遣隊の艦艇は3隻あるということで、数だけで見れば
なんとかなりそうにも見えるんですが 強奪したガンダムを投入してきているザフト側には
確かに このままでは、形成不利になるのは否めませんね。
離脱せよという打電を受けた アークエンジェルのマリュー艦長は
先遣隊を援護することを決断します。
戦闘配備がされる中での キラとラクス、フレイとの会話がありました。
ラクス 「戦闘配備って・・まぁ・・戦いになるんですの?」
キラ 「そうですよ。ってか、もう・・とっくにそうです」
のんびりとしたラクスの様子に 気がぬけた感じのキラ。
ラクスは 祈りの意味をこめてか?歌を うたいだすようです。
それに対し、フレイのほうは 予期せぬ事態に 混乱しているようです。
フレイ 「パパの船、やられたりしないわよね?ね!?」
キラ 「・・大丈夫だよ、フレイ。僕達も行くから」
フレイを安心させようと声をかけ、去っていくキラ。
どうしても、こうゆう時は 最悪の状況が頭に浮かんでパニックに
なっていってしまうのでしょうね。
援護作戦
数で勝る地球軍側でしたが 戦況は悪く
護衛艦バーナードが アスランのイージスにやられます。
ジョージ 「奪われた味方機に落とされる、そんなふさけた話があるか!」
このセリフには、少しゾクッとしました。
確かに考えてみたらそうなんですよね。
地球軍側の希望になるべく 開発されたガンダムが 敵軍に強奪され
それに襲われる・・・ 不条理感が半端じゃない状況です。
ここで、キラのストライク ムウラのメビウス・ゼロが出撃準備完了。
ミリアリア 「敵は、ナスカ級に、ジン3機。それとイージスが居るわ。気を付けてね」
サイ 「キラ、先遣隊にはフレイのお父さんが居るんだ。頼む!」
ここで、フレイの父 ジョージが乗っている艦艇が ジンに落とされそうになりますが・・
ジンに アークエンジェルの艦砲射撃が命中します。
いよいよ反転攻勢開始、という感じですね!
さぁ、ここからキラと ムウラの活躍が見れるかな?とワクワクしていたのですが・・
ムウラのメビウス・ゼロは ジンを1機撃破するも 早々に被弾し 撤退することになります。
ムウラ 「うわっ!くっそおー!これじゃ、立つ瀬ないでしょ、オレは!」
・・まぁ いくらムウさんでも こうゆう時もありますよね・・。
いっぽう キラのストライクと アスランのイージスが
激突しますが 今回は ほぼ互角の戦いのようです。
フレイ錯乱
アークエンジェルル内にて、父を心配するあまり
取り乱して ブリッジにはいってくるフレイ。
そのフレイの 目の前で 護衛艦の1席 ローが撃沈されてしまいます。
フレイ 「あの子・・キラは?・・あの子は何をやっているの!?」
フレイ 「あの子、キラは・・ あの子は何やってるの!」
サイ 「頑張って戦ってるよ。でも、向こうにもイージスがいるし、なかなか・・」
フレイ 「でも、大丈夫だっていったのよ、あの子、僕たちも行くから大丈夫だって!」
必死で戦っているキラの様子が分かるだけに、見ていてつらいシーンですね。
キラが言っていた大丈夫という言葉に なんとか すがりつきたいという気持ちなのでしょうが・・。
一旦、居住区に戻され、サイになだめられているフレイ。
サイ 「大丈夫だから・・ね?お父さんの船は、大丈夫だから・・・」
しかし、ここで艦がダメージを受け揺れ、フレイは錯乱に近い状態となってしまいます。
そこに聴こえてくるラクスの歌声。
フレイは ラクスがのんびりと歌を 歌っていると思い、憎しみを向けます。
歌は、ラクスにとっては おそらくは祈りの意味なのでしょうが、
今のフレイに それを理解するのは 正直、難しいのかもしれませんね・・。
ラクスがコーディネイターだということもあり、さらに怒りが増してもいそうです。
ジョージ・アルスター死亡
ここでついに アークエンジェル側も 追い込まれてしまい
ムウラも撤退を主張しますが、マリューは思い切れない様子。
ムウラ 「艦長!駄目だ!離脱しなきゃ、こっちまでやられるぞ!」
マリュー 「・・しかし!」
そこに、フレイがラクスと共に ブリッジにやってきます。
そして・・
フレイ 「この子を殺すわ!パパの船を撃ったら、この子を殺すって!
あいつらに言って!そういって!!」
ブリッジのクルーらが呆然とし、ラクスは悲しそうな顔をします。
そうしてるうちに フレイ父の ジョージが乗っている艦が被弾、
ジョージ 「何をやっているんだ・・なぜあのジン1機落とせない?」
ここで ジョージは脱出艇に向かいますが・・
それも間に合わず 被弾した艦艇の爆発に巻き込まれて フレイの父、ジョージが死亡。
この瞬間の描写としては、脱出艇の前にいるジョージが
背後から迫ってくる 艦の爆発光に うぁぁぁ・・・ という表情で怯え、
すぐにその光に飲まれていくというもので、
直接的な死亡描写は無かったものの 爆発が迫ってくる恐ろしさが あったシーンでした。
その光景を見てしまったフレイ、ショックで嗚咽します。
苦渋の選択
アークエンジェルが いよいよまずいという時に、ナタルがラクスを人質に取ります。
ナタル
「当艦は現在、プラント最高評議会議長、
シーゲル・クラインの令嬢、ラクス・クラインを保護している」
「以降、当艦へ攻撃が加えられた場合、それは貴艦の
ラクス・クライン嬢に対する責任放棄と判断し、
当方は自由意志でこの件を処理するつもりであることを、お伝えする!」
アスラン 「卑怯な!」
やり方に激怒するアスラン、呆然とした様子のキラ、
呆れている様子のムウラとクルーゼ。
しかしクルーゼは 攻撃停止をするようです。
ムウラ 「なんともまぁ (あきれたような顔)」
クルーゼ 「格好の悪いことだな。、援護にきて不利になったらこれか」
ここは ムウラとクルーゼのセリフが 続いているような描写でした。
ナタル 「ストライクとアークエンジェルを、ここで沈めるわけにはいきません!」
マリュー 「分かってるわ・・ナタル・・」 (怒っているような声色で)
この場面では かなりナタルと マリューの考え方の違いが鮮明に現われていましたね。
離脱せず友軍を援護した以上、現状で 生き残るには この方法しか無く
ナタルは 軍人として有能な選択を取ったと思います。
しかし、マリューは それを頭で理解できても 感情ではどうしても受け入れられない様子。
少し前に ラクスを民間人として扱うかどうか マリューとナタルの意見が分かれた事が
あり、何かの伏線かな?とも思いましたが まさかここまでの事態になり
ラクスを人質に取るという展開になるとは 思いもしませんでした。
フレイは あまりのショックに寝込んでしまったようです。
ラクスは人質となったことで 再び部屋につれて行かれます。
撃沈は免れたアークエンジェルですが 次回は色々と大変そうです・・。