64魂

ロクヨンだましい

機動戦士ガンダムSEED 第13話 宇宙に降る星


フレイの想い

大部隊の第8艦隊と合流した アークエンエジェルでしたが
数的には圧倒的不利なクルーゼ隊が なんと仕掛けてきます。

フレイは ロッカーに残されたキラの パイロットスーツを見て
悲しげにしていましたが、そこにキラが戻ってきます。 

戻ってきたキラに、喜んでいる様子のフレイ。
フレイは 自分がガンダムに乗るつもりだった~と言い出します。

キラ
「ストライクには僕が乗る。フレイの分も戦うから」

「だから・・フレイの想いの分もさ・・・もう、逃げない。
 決めたんだ。しょうがないよ。
 この戦争を終わらせなきゃ・・僕達だってさ・・」

フレイ
「なら・・私の想いは・・貴方を守るわ」

キラの言葉に フレイは感激したのか キスしていました。
フレイには 婚約者?であるサイがいるんですが
にも関わらず この展開はビックリですね。


クルーゼ隊、猛攻

クルーゼは 数的に不利なものの 自信満々です。

クルーゼ 
「戦艦とモビルアーマーでは、もはや我らに勝てぬと知っている。
 良い将だよ。あれを造らせたのも、彼だということだしな」
 「ならばせめて、この戦闘でその自説を、証明して差し上げよう」

そのクルーぜの言葉通り、
連合側は 戦闘開始から たった6分で 4艦も撃沈されます。

なお アスラン、ニコルは戦闘不能になった敵戦艦を見逃すも
クルーゼがそれを艦砲射撃で撃沈。

クルーゼ
「アスランとニコルは甘いな。人を残せば、そいつはまた新たな武器を手に、来るぞ!」

ハルバートン
「離脱中の艦を・・・・おのれクルーゼ!」

パツと見で、地球連合側が有利でも 4機のガンダムがある
クルーゼ側のが 逆に圧倒的有利ということらしいです・・。
MS、とりわけガンダムの優位性というものを 強烈に印象づけられるシーンでした。

なんかガンダムSEEDは アルテミスの時しかり、フレイ父が同行していた先遣隊しかり
そして今回の 友軍、第8艦隊しかり 希望が見えたところから
絶望に叩き落されるシーンが 多いように思いますね・・。


ハルバートンの決断
 
一方的な戦況に フラガは 自分も出撃することを主張。
マリューはそれを抑えて、第8艦隊に連絡を繋ぎます。

マリュー 
「本艦は、艦隊を離脱し、直ちに、降下シークエンスに入りたいと思います。許可を!」

ハルバートン 「なんだと!?」
ホフマン 「自分達だけ逃げ出そうという気か!」
マリュー 「敵の狙いは本艦です!本艦が離れなければ、このまま艦隊は全滅です!」

情が強そうなタイプの マリューでしたが、
ここでは 客観的視点での冷静な 進言を行います。

先の 先遣隊を援護していた戦闘では、
援護を選択した結果共倒れしそうになったこともあったので、
今回は その時の苦い経験を生かしたように思いますね。

ハルバートン
「ぬぅ・・・。マリュー・ラミアス。ふん!相変わらず無茶な奴だな」

マリュー
「部下は、上官に習うものですから・・」

ハルバートン
「いいだろう。アークエンジェルは直ちに降下準備に入れ。
 限界点まではきっちり送ってやる。送り狼は、1機も通さんぞ!」


戻ってきたキラ

戻ってきたキラが出撃用意をします。
ムウラは 戦力として彼が戻ってきたことの前に
これ以上戦争に関わることに対して、心配している様子でした。

ムウラ
「あんな若い頃から、戦場とか・・
 戦争なんかに行かされちまうと・・あとの人生、きついぜ」

ムウラは キラに戦う事を促したことも 以前にありましたが
状況的にしょうがなかったとはいえ、それに対する
自責の念も 芽生えてきているのかもしれません。

ハルバートンは これより 地球に降下するアークエンジェルの
援護作戦に移行することを 艦隊に通達したうえで 士気を鼓舞します。

ハルバートン
「第8艦隊の意地に懸けて、1機たりとも
 我らの後ろに敵を通すな!地球軍の底力を見せてやれ!」

もはや全滅が見えてきている状況で、
せめて意地は通し、アークエンジェルを降下させることで
一矢は報いてやろうという 悲壮な意思が感じられる内容でしたね・・。

クルーゼ
「アークエンジェルが動く!?チィ!ハルバートンめ!
 第8艦隊を盾にしても、足つきを降ろすつもりか!」
「追い込め!降下する前に、なんとしても仕留めるんだ!」

ムウラとキラは 出撃を主張します。
キラいわく、ストライクは単体での降下も可能とのこと。

マリューは キラが戻ってきたこと自体に動揺していましたが
ナタルはキラの 大気圏突入を許可。

ナタル
「分かった!ただし、フェイズスリーまでに戻れ!
 スペック上は大丈夫でも、やった人間は居ないんだ!
 中がどうなるかは知らないぞ!高度とタイムは常に注意しろ!」

マリュー
「バジルール少尉!!」

ナタル
「ここで本艦が落ちたら!第8艦隊の犠牲の全てが無駄になります!」

ナタルの言葉に言い返すことのできないマリューでしたが
納得はできていないようで、ナタルの名前を呼んだ時は
相当 憤慨した声を出していました。
ここまで マリューが怒った事は 初めてだった気もしますね。


ハルバートン戦死

キラのストライク、ムウラのメビウス・ゼロが出撃。

キラを見つけた イザークのデュエルは 前の戦いでやられた復讐をしようと
しつこく攻撃を仕掛けて以下います。

ムウラは ディアッカのバスターと交戦。

そんな中、クルーゼ隊側の 艦艇ガモフが
第8艦隊の旗艦に 特攻を仕掛けます。

かろうじて、ハルバートンは 避難民シャトルを脱出させるも
結果として両艦艇が撃沈されます。

旗艦にいたハルバートンは戦死し、マリューは涙を見せながら敬礼。
ナタルも悲しそうな様子で 敬礼していました。

意見が分かれていたこともあり、厳しい言葉を
ハルバートンから言われていたナタルでしたが
軍人として尊敬はしていた事が伝わってきますね。


大気圏での悲劇

アークエンジェルは 大気圏降下に備えて
ジェルで防御壁を作ります。 

各機が撤退していく中で、キラとイザークは まだ戦い続けており、キラが優勢です。
そのうち、ストライクとデュエルの間に
エルらの乗っている避難民シャトルが挟まれる構図に。

シャトルを 邪魔にするイザーク。

キラ 「あぁ!!止めろぉぉ!!それにはぁぁ!!」
イザーク 「逃げ出した腰抜け兵がぁぁ!!」

イザークは 逃げた兵が乗っていると思い込み、発砲してしまいます。
キラはストライクに駆け寄るも、イザークのビームは 避難民シャトルに命中し・・。

キラに  守ってくれたお礼だと言って、折り紙の花をくれた少女 エルが死亡。
ショックを受けたキラは そのまま大気圏に落下していきました。

キラにとって、エルは 守ることが出来たと思っていた人物だっただけに、
こんな形でのエル死亡は 心理的ダメージが計り知れないですね・・。

視聴者目線としても、今回 ハルバートンの戦死だけでも驚いたのですが
まさか エルまで死亡するとは思っておらず 見ていて さすがにショックを受けました。
SEEDのストーリーの キツさを甘くみていたなぁと つくずく思いましたね・・。

逆に 今後、こういった死亡演出があっても
まぁ、この作品はこうゆうものだしなぁ~ と割り切るしか 無いような気もしてきました。
むしろ、そうやって 割り切らないと 視聴するのもきつくなってきてしまうかな、と。
それくらいインパクトのあるシーンでした。


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